双極バラエティ

こんにちは。双極性障害Ⅱ型の33歳男が日常をくだらないテイストで綴っていくブログです。

中学時代の受験勉強+友の恋模様

どうもほうふつです。



今回は、僕が中学生の時の高校受験勉強と、友だちの恋愛について書いていこうと思います。




中学のころ、僕は(認識している限りでは)精神疾患を持っていませんでした。


うつになることがなかったので、毎日学校に行って部活して家に帰って勉強するという暮らしができていました。


中2の半ばくらいまでは塾に行ったことがありませんでした。

成績は独学でも上位だったのです。


しかし、中2の秋頃に受けた中間テストで、学年平均を下回る点数を取ってしまいました。


これについてはかなり苦悩しました。


親と話した結果、ある塾に行くことになりました。


その塾は、五教科の授業料が一万五千円くらいで他の塾と比較してかなり安い方でした。

だから、家計が苦しい我が家でもなんとか行かせてもらえたのです。


その塾に入って勉強したところ、かなり成績が上がりました。

学校の定期テストの過去問で試験対策ができたのが要因として大きかったと思います。


その塾では、受験対策にも力を入れていたのですが、

授業内容は至ってシンプル。

とにかく何回も何回も同じ内容を復習をさせるのです。


これは今でも思うことなのですが、

学問に王道はない。

ひたすら時間をかけて、努力するしかありません。





で、話がコロッと変わるのですが、

僕の友達にめちゃくちゃ頭が良いやつがいました。


僕は生意気にも結構勉強の素質があると自分で思っていたのですが、

彼は、次元が違う脳みその持ち主でした。


全然普段勉強してないのに、中学ではほぼ常にトップの成績だったのです。



にも関わらず、彼は謎の行動を取りました。


僕が入っていた塾に、途中から入学してきたのです。


これに関しては、もう、クエスチョン中のクエスチョンというか、

どうせどこでも高校受かる成績の持ち主なのになんでわざわざ?と周りの皆が首を傾げ過ぎて首がもげるくらいのクエスチョンでした。



結論から言うと、彼がその塾に入ってきたのは、


「その塾に好きな女子がいるから」


でした。




……ふざけんなよ、と。


皆必死こいて少しでも学力を高めようと頑張ってる中で、なんでお前は不純な目的で親に授業料払わせてんだ、と。


しかも、彼のおうちは結構貧乏だったんですよ。

お小遣いももらったことないレベルだったんですよ。

その家庭環境でなんでお前は親に大金出させて恋してるのかと。




で、中3の途中で彼はその好きな女の子に告白したんですね。


アッサリ振られました。



これに関してはもう、仲間内で相当笑ったね。


恋愛の神様もそっぽを向いたよね。


やはり天罰は下ったよね(←そこまで悪いことしてない)。


ちなみに、振られても彼はその女の子が好きなままでした。






そして、いよいよ高校受験を終え、合否の結果が出ました。


僕はなんとか合格することができました。


当然彼も受かったのですが、残念なことに、彼が好きな女の子は同じ学校の受験に落ちてしまいました。


これはもう、仕方ないよね。


その女の子はとても頑張り屋で一生懸命勉強に励んでいたけど、やはり人生では努力が実らないこともあるから。




で、泣きながら家に帰っていったその女の子を見て、彼はめちゃくちゃ落ち込んでいました。


ここまでは良いんですよ。問題はこれからです。




彼は、「俺が入学を辞退したらもしかしたら補欠枠であの子が受かるかもしれない……辞退しようかな……」


とか言い始めたんですよ。


受験に失敗した男友だちが一緒にいる場でね!!


これの何が問題かっていうと、


受験に落ちたヤツの前で受験に受かった彼があからさまに落ち込んでる様子を隠さなかったところなんです!


これは、ひどかった!!


普通ならば、好きな女の子が受験に失敗したとはいえ自分は成功したんだから、その日一日中一緒に行動する受験に失敗した友だちには心づかいをするべきじゃないですか。


受験に落ちた友だちの前でなんでお前が落ち込んでんねん!ってなったよね笑


しまいには、その受験に落ちた友だちが彼に気をつかって「残念やったな……」などと言って彼をフォローし出して……


なかなかカオスな合否発表日でしたね。笑





ちなみに彼は高校でも全然勉強しないままトップクラスの成績を維持し、当たり前のように東大に受かりました。





この世の中天才というのは存在するものですが、


周りの人に気配りができるかどうかとか、そういうところは勉強の才能とはまた別に大事だな……と思わざるを得ませんでした。


以上!笑