双極バラエティ

こんにちは。双極性障害Ⅱ型の33歳男が日常をくだらないテイストで綴っていくブログです。

双極性障害と趣味(パート2)

このブログを始めて2つ目の記事で、こんなことを書きました。

 

soukyokuvariety.hatenablog.com

 

この内容をざっくり言うと、

 

躁状態で趣味だと思っていたことがにうつなったらできなくなる。果たしてそれは本当に自分にとって趣味なのか、それとも躁状態だからできていただけで趣味とは言えないのか」

 

という話です。

 

 

 

今回は、ちょっと視点を変えて、

 

「うつだとできないけど、通常状態だとできることは趣味と言えるのか」

 

の話をします。

 

 

 

趣味だと言えて欲しいな、と思うというのがその話の結論です。

 

 

 

 

 

さて、「躁の時にできたことがうつになるとできなくなる」というのは、双極の皆さんが経験することだと思います。

 

そして、うつの時にできなかったことが、通常状態だとできるようになるということも往々にしてあると思います。

 

 

 

うつの時には、これまでやれていたこと、好きなことができなくなるケースが多いです。

 

僕の場合、ブログを更新できなかったり、楽器を弾けなくなったり、勉強できなくなったりすることです。

 

 

しかし、うつが明けて通常の状態に戻ればまたできるようになることが多いのです。

 

 

 

僕は、うつの時に、特に寝込んだりするレベルではない比較的軽いうつの時に今まで楽しめていたことができなくなると、「これは果たして自分の好きなことだったのだろうか」という疑問が浮かんできます。

 

いかにうつ状態と言えど、好きなことはできてもいいような気がするのですが、実際には必ずしもそうではないのですよね。

 

じゃあ、そもそもそれは好きなことだったの?と疑念を抱いてしまうのです。

 

 

しかし、それがいわゆる「意欲減退」という症状なのだと思っています。

 

やはり、趣味はうつの時にできなくなっても趣味、だと思いますし、そう思いたいという気持ちがあります。

 

 

 

 

しかし、ここである一つの問題があります。

 

実は、今回の記事で特に言いたいことはここからです。

 

 

それは、双極性障害の当事者は、「今自分がうつ状態なのかどうか分からない」ことが多いということです。

 

 

例えば、僕がピアノを弾くのが好きだと考えているとして、

 

ある日からなんだかピアノをやる気がなくなったとします。

 

 

「今はうつだから、意欲減退のせいで一時的に趣味ができなくなっているんだな」と考えられれば良いのですが、

 

自分が本当にうつ状態になっているのかどうかというのは、厳密には自分で判断できない場合もあると思います。

 

 

仮に、自分では自分が現在は通常な状態で、気分が安定しているはずなのに好きなことができなくなったと思ったら?

 

 

通常な状態でやりたくなくなったのだから、もう「好きなこと」とは言えないと考えることもあると思います。僕はよくそう考えます。

 

 

 

 

 

 

自分がうつだと分かっていれば良いのです。好きなことをやる気がないのは一時的なものだから。

 

しかし、うつじゃないのかうつなのか自分で分からないと時に好きなことをする気がなくなったら、意欲減退なのか単にもう好きじゃなくなったのか判断できない可能性があります。

 

 

僕はこれは厄介なことだと思ってます。

 

 

 

 

冒頭に挙げたリンク先の記事で書いたことにプラスして、今考えていることを記事にしてみました。

 

まあ、こういうことを考えているヤツもいるんだな~と参考程度にしてもらえれば幸いです。

 

 

ではでは!

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