どうする?
双極であることを、友人に伝える?それとも伝えない?
僕は伝えてます。
そして、差別されたことは一回もないです。
何故差別されたことがないのか。
一つは、運。つまり、たまたまだと思います。
そして、もう一つは、双極を受け入れてくれるような人しか、友達にはいないからです。
仮に双極であることを伝えて差別されたら、その人とはもう付き合わない。そうも思ってます。
しかし、一般的に、「双極性障害患者であることは友人には言った方がいいよ!」とは絶対に言えません。
それで差別され、友人がいなくなるのは辛いという恐れが心にある人にとってはハードルがめちゃくちゃ高いのです。
よく、そういう人たち、Twitterでみかけます。
よって、僕のような人もいれば、伝えるのが怖い人もいる。
伝えるのが怖いという感情を持つのは当然悪いことではなく、肯定されるべきです。
したがってこの問いに、一般的な答えはない。そう思います。
ただし、僕の場合でも、差別はされないけど、よく理解してもらえないケースは結構あります。
例えば、双極性障害で会社員を続けられなくなって今無職なんですと伝えたのに、フルタイムの仕事を紹介されたりとか。
こういうのって難しい。その人はただ双極性障害のことをよく知らないし、むしろ好意で仕事を紹介してくれたのだから。
全ての人に、双極性障害患者の事情を分かってもらえる訳ではない、というのは、悲しいですが、ほとんど事実ではないでしょうか。
で、僕はこう思っています。
皆に自分のことを理解してもらえなくても、一人でも二人でもいいから病人である自分を受け入れて、理解してくれる人がいる。この人たちを大切にして生きていこう、と。
当然、患者全員がこんなことを思えるはずがない。それはわかってる。
むしろ、僕は、押し付けの自己啓発めいた言葉を伝えるのは好きくない。
でも、少なくとも僕は、そう思って生きてる。ただそれだけです。
ちなみに、ここから少し話が変わりますが、
双極性障害であることで差別されたことはないけれど、変わった性格の持ち主であることや不登校(高校時代)で差別されたことは、よくありました。
例えば、あまり思い出したくないけど、双極性障害になる以前に、悪口で「ガ○ジだろお前」と言われたのは、相当ショックで、多分トラウマと呼んでいいくらい今もひきずってます。
人が双極性障害のことを理解できないのは、仕方ない面もあると思う。少なくとも僕は。
しかし、人間性や不登校などといった、誤解を恐れずに言うと「よりありふれた」要因で人を差別するのは、絶対に許せないと僕は考えています。
全ての人がより絶対的に理解しておかないといけないこと、というのは双極の他にある。そう思っています。
あ〜、なんか色々思い出してお通夜みたいな気分になっちゃいましたが笑
これで終わりでーす笑