双極と診断されたら、これからの人生どうしよう……ってなりますよね。
すぐに楽観的になれるのは難しいはずです。
完全には治らない可能性が高いと言われているし、寛解するのも難しい……人生でやりたいことができない!
などと考えると、もう生きることに目をそむけたくなるよね。
でも、それはあくまでも可能性の話です。
確かに、人にもよりますが、双極患者で自分の目標が実現できる可能性は、結構低いかもしれません。
でも、可能性は、ゼロにはならない。
たとえ1%しか可能性がないとしても、目指す価値はある。
……そう思って今、僕は翻訳者を目指しているんだけど。
ていうかさ、
たかが病気なんかのために、やりたいことを全部諦めるのってなんか、シャクなんだよね。
どんな人間も、多少欲張って生きていいと思うんだ。
正直、僕は欲張って今の目標を実現しようとして、途中で壁にぶつかってしまうのが怖い。
壁にぶつかり完全に諦めてしまうことを恐れてる。
自分の今やっている勉強なんてどうせ、途中で壁にぶつかって、打ちのめされて、モノにならないまま終わるのかもしれない、とか思うときも多々ある。
でも、それでもやる。
壁にぶつかったときは、とりあえず手を休めて、日向ぼっこでもして、自分を甘やかして、リセットできたらまた始める。
この繰り返しでいつか目標に到達できるのかは、はっきり言って分かんない。
でも、可能性はゼロじゃない。
高校のときに双極が発症して、なんだか得体のしれない恐怖におびやかされて生きてたけど、
最近、やっと病気との付き合い方が自分なりに分かってきたように思う。
病気で、何かができなくなる可能性は高くなってしまうこともあるんだけど、
本当にできない可能性が100%であることは、多分ない。
傍から見たら現実的でない、変な生き方をしてるかもしれないけど、
それでも僕は、わずか1%ほどの実現可能性のために努力して、壁にぶつかったら休んで、回復したらまた始めて……の繰り返しをやる。
この行動パターンを実践していること自体が、病気に勝っている、ということだと信じてる。
僕にとって病気に勝つというのは、結果を出すことではない。
今回ちょっと、自分に向けた内容ですみません。
ではでは〜!