サラーム!ほうふつだよ!
サラームって何だよ、って思ったあなた。普通です。
「ああ、サラームね。アラビア語ではアッサラームアライクムに相当するペルシア語だ。アラビア語とペルシア語は語族がまるで違うが、語彙は互いに関連性があり、この場合もそれにあたると言えるだろう。そもそもペルシア語はインド・ヨーロッパ語族であり……」
とか思ってしまったあなた、間違いなく変態です。(褒めている)
僕は大学でペルシア語を専攻していたので、ついつい口からサラームが出ちゃったんだよね。
あるある、そういうことあるよ。
え?サラームを早く説明しろ?
みんな知りたくて仕方ない?サラームが何かを?ほんとに?
……仕方ない!
当ブログ読者全員が知りたくてうずうずしまくっている「サラーム」について、解説しましょう。
(すみません、本当は誰も興味ないことは分かってるんですが、求められていないことをガチでやっちゃうのが今日なぜか僕の中で面白いことになってるので、お付き合いください。)
まず、ペルシア語で言うサラームとは、英語で言うと「Hello」の意味です。つまりあいさつです。
で、ペルシア語でサラームを書くと、こうなります↓
سلام
この時点で皆さんの興味が爆下がりなのは当然分かりますが、まあ、話はここからよ。
つまり、
「ペルシア語の文字ってどうやって読むの?」
って話なんです。
実は、読むのは難しくないです。
سلامとは、
س ل ا م
という4つのアルファベットをくっつけた単語です。
سはs、لはl(エル)、اはaとoの中間的な発音(アー)、そしてمはmに相当します。
これらを規則に従ってくっけたらサラームになるということです。
しかしちょっと待てと。その規則が分かんねえなら読めねえだろ、と。
皆様がそう言っているのが聴こえてくるようですが、
それを説明し出すと10000字くらい書かないといけなくなるのでしません。
とにかく、くっつけたらこうなるんです!
この時点でブラウザを消し去りたい気持ちは重々承知ですが、もうちょっとだけ知識をひけらかしたいので待ってください!(←正直)
このペルシア語のアルファベットですが、実はアラビア語のアルファベットとほぼ同じです。(アルファベットと書いてますが、「アレフバー」とも言います。)
しかし、発音が結構違います。
また、単語の意味は、似ているものもあります。というか、アラビア語の単語がペルシア語に入ってきていることが非常に多いのです!
そして意外かもしれませんが、このペルシア語という言語は、言語の歴史的な成り立ち(語族系統)で言うと、アラビア語よりヨーロッパ言語、例えば英語に近いです。これが面白いんだ!
現在、ペルシア語という言語はイランで主に使われていますが、アフガニスタン、タジキスタンなどでも話されています(厳密に言うと、それぞれで方言がかなり違うためペルシア語とひとまとめに言うべきではないかもしれません)。
で、なんでこんなペルシア語講座を急に開きだしたかというとですね。
当ブログって、読者に求められていないことを書くのが神髄だと僕は思っているのですよ。
普段から、どうでもいいこと、自分がただ言いたいことを吐き出すためにブログ書いてるみたいなとこあるんです。
で、前回の記事なんですが……
soukyokuvariety.hatenablog.com
なんか役に立ちそうなことを書いちまった
僕の中で、「バランス」が取れてない状態なのです。
さらに前回の記事、一個もネタ要素もなければオチもない訳ですよ。
これは、双極バラエティじゃない
てなわけで、何とかバランスを保つために、今回このニーズの欠片もない駄記事を書いてしまったのです。
……という訳で。
実は「サラーム」というあいさつの単語は元々は「平安、安らか」という意味から来ているのですが、
今回の記事作成で、僕の心の平安が再び保たれました。
ではさようなら!
求められていない記事書くの楽し~!くぅ~!