皆さま、人生お疲れ様です。ほうふつです。
今回は、精神障害者保健福祉手帳を一か月ほど前に取得した手帳ビギナーの私が、この一か月間で実際どういう時に障害者手帳割引が役立ったかを皆さまにご紹介します。
ベスト3方式で書きますね。私個人の感覚で、「この割引はすごい!」と思われるもの、まずは3位です。
割引嬉しさランキング3位:「交通機関利用が安くなる」
まあこれは、「そりゃそうね!」ってなるよね。
電車とかバスの料金が半額になると、外出するフットワークが軽くなる訳ですよ。
金銭的な面で気軽に遠出できるようになり、結果として良く歩くことになるので、引きこもりがちの私的には健康にいい感じがしてgoodです。
ただ、以前の記事でも言及した通り、割引切符の様式がこども割引の券と兼用なのが少し不満です。
いつか、「あんた大人なのになんでこども切符使ってるの?ダメよ!ダメダメ!」と駅員さんに死語をかけられるんじゃないかと思って、改札通る時は少しビビります。
ただその時のためのシミュレーションはもう何十回も脳内でしていて、
「すみません、私実は障害者手帳を持ってまして...ほらごらんよ!この紋所が目に入らぬか!」
と現代の水戸黄門のごとく手帳を突き出す脚本となっております。
そして、駅員さんは私の発言を完全に無視してこう言うでしょうね。
「障害の内容が分かるページを開いて見せてもらえますか?」
そして私はこう返します。
「ははー。仰せの通りに。」
オチ的には、「どこが水戸黄門じゃい」ってなる予定です。
で、今思ったんだけど、
水戸黄門の印籠って、家に置き忘れたりして、持ってると思ってたのに持ってなかった場合どうするんだろうね。
正直、あの紋所がなければ黄門様もただのおじいちゃんじゃないですか。多分以下のようになりますね。
(狼藉者にからまれた黄門一行)
格さん「者ども、控えい!この紋所が目に入らぬk...あれ?ポッケに入れてたと思ってたのに無い!」
助さん「あ、昨日俺がちょっと借りたわ。お姉ちゃんたちのお店で自慢して見せて回ったらめっちゃモテました。多分昨日酔っ払った勢いで推しの女の子にプレゼントしちゃったかな、あんま覚えてないけど。」
格さん「いやいや、何やってくれてんの。それめっちゃ大事なやつだから。それないとこの人ただのじいさんだから。」
黄門「おいてめえ、誰がただのじじいやねん。
...ということで狼藉者の皆さん、次回はちゃんと持ってくるんで今日のところは土下座で見逃してください。ほら、助さん格さんも手をついてお願いしてよね。
あ、狼藉者の方たち、撮影はNGね。インスタに載せられたらワシの評判終わるから。徳川家的にもアウトだから。」
これにて、一件落着☆
多分3人ともボコボコにされて終わったよね。
さあ、気分を変えて次行きましょう。次は、障害者手帳割引の使いどころ2位です。
割引嬉しさランキング2位:「カラオケが安くなる」
これは、歌うのが好きな私としてはめっちゃ嬉しいんですよ。
一人カラオケしやすいってサイコー!
どれくらい安くなるかというと、私の家の近くにあるジャンカラは、平日の通常会員価格が30分で160円なのに対し、
障害者手帳を提示すれば、30分で100円になるのです。
つまり、一人で行って1時間歌っても、200円なんです。
これはアツい、アツいよ!
しかも、ジャンカラってソフトドリンク飲み放題なんですよね。
1時間歌って、飲み物も付いて200円て。
カラオケ業界大丈夫?もうちょっとお金取った方が良いんじゃないの?って心配になります。まあ、行政から補助は出てるだろうけどね。
そういう訳で、以下のようなことが起こることが予想されます。
(ジャンカラ受付にて黄門様ご一行)
格さん「控えい!この紋所が目に入らぬか!」
店員さん「障害者手帳をお持ちなんですね。拝見してもよろしいですか?
...はい、確認致しました。付き添いのお二人含め、割引させて頂きます。」
格さん「え?僕らも割引になるの?」
店員さん「そうですね、介護者の方も割引にさせて頂いております。」
助さん「やったー!苦節数年、このじいさんを介護してきた甲斐があったぜ!」
黄門「おいお前らコラ、ワシまだ元気やぞ、誰が介護対象じゃコラ」
これにて一件落着☆(?)
さて、次行きましょう。障害者手帳の使いどころ、1位の発表です!
割引嬉しさランキング1位:「博物館の特別展示の観覧料がタダになった」
(博物館の受付にて)
格さん「控えい!この紋所が目に入らぬか!」
受付の人「障害者手帳をお持ちの方ですね。観覧料が無料になります。」
格さん「...え、無料!?タダで見れるってこと!?」
受付「はい、そういうことになってます。」
格さん「いや待って、タダはやり過ぎ!通常チケット1500円なのにタダはやり過ぎだよ!
ていうか、このじいさんめっちゃ金持ってるからね!あの徳川家だからね!?そこまで割引要らないよ!」
黄門「いやお前、逆身分差別かて。
ここはルールには従うべきでしょ。甘んじてタダを受け入れましょう。受付の方も、『手帳見せられたのに料金取った』って非難される可能性がありますからね。
ってことでごっつあんです☆てへ☆」
助さん「気持ち悪。このバイトやめたい」
以上、障害者手帳を使ってみて嬉しかった割引ベスト3でした。
1位の「博物館タダ」は、嬉しいというか、びっくりしました。
通常大人が1500円払うところを障害者手帳提示で、まさか無料になるとは。
全ての博物館が無料になる訳ではないでしょうが、今回行ったところの他の博物館でもかなりの割引が期待できそうです。
今回の記事のギャグっぽくする脚色において、黄門(お金持ち)が手帳使うの悪いみたいに思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、もちろんそんなことはないので、富める方も貧しい方も、手帳を持っていたらガンガン割引を使っていきましょう!
では、これにて一件落着!