双極バラエティ

こんにちは。双極性障害Ⅱ型の33歳男が日常をくだらないテイストで綴っていくブログです。

自己啓発本で唯一正しいと思えること

正直、私はあまり自己啓発本を自ら進んで読むことはありません。


読まなくはないんだけど、読んで書いてある通りのことができるようになった経験が一度もないんだよね。まぁ、読んでる時は夢にひたれて楽しい気分になるから、その点においてはいいんじゃないかと思ってます。




ただ、自己啓発本を何年か前に読みまくってから、一つ気付いたことがあります。


それは、たいていの場合、著者は紆余曲折を経て、少し具体的にいうと、失敗を繰り返してその本に書いてあることにたどり着く、ということです。



自己啓発本って、たいていは「私はこれまで色んな方法を試してきましたが、この方法が一番いいと思ったので、それを紹介します」っていう内容じゃないですか。


失敗を経験せず、一発でその筆者が言う正しい方法を導き出した訳ではない場合がほとんどなんですよね。



このことから言えるのは、著者が成功した理由は、その「正しい」方法だけを実践したから、ということとは必ずしも言えないということです。


著者は、大体の場合、「読者の皆さんには失敗してほしくないからこの正しい方法でやってね」という書き方で話をすすめることが多いと思うのですが、

本当にその著者が成功した理由は、著者がその「正しい」方法を実践したからとは限らず、失敗を繰り返したことが一助となっている可能性が否定できないと、私は思ってます。


ふつう、何故自分が成長したり、成功したりしたかなんて、正直本人でもよく分からないものじゃないですか。


本の中で勧める通りのことだけが、その著者の成功の理由とは限らないと私には思えます。




むしろ私には、失敗を繰り返すことが成功につながる、ということの方が正しいと思えるんですよね。


だって、自己啓発本書いてる成功者の人たちって、色んなやり方に挑戦して失敗した経験を持ってる人ばかりじゃないですか。


それこそが、つまり失敗とされる経験を経ることが、自分を何らかの分野において成功するための条件であることを示している、っていうふうに考える方が、腑に落ちるんですよね。私的には。



つまり、成功したいなら、たくさん失敗せよ。これが、唯一自己啓発本を読みまくって私が正しいことだと思っていることです。



そういう意味では、失敗は失敗じゃないし、むしろ成功のための糧になっている場合が多いのではないかと思います。お前はエジソンかよ、って話ですが。



まぁでも、役に立つ自己啓発本もないとは言えませんよね。自分の頭の中でぐるぐる方法を考えるより、そういう本でやり方を学んだ方が早いことも多々あります。


しかし、そのやり方だけを実行してもうまくいかない場合が多い理由の一つとしては、「そのやり方を利用するのだけでは成功するのに不十分」である、ということは結構言えると、私は思います。




双極性障害ブログだよね。これ…笑