双極バラエティ

こんにちは。双極性障害Ⅱ型の33歳男が日常をくだらないテイストで綴っていくブログです。

面接では「配慮」が大事?

前回の記事の通り、障害者枠で企業の面接を受けてきました。

内容について触れるべきか迷うところなのですが、差し当たり一つだけ気になったことを書いておきます。

本来はダメだと思うのですが、会場の関係上私の前の順番の応募者と面接官のやりとりがちょっと聞こえました。というか見えました。

面接官が障害の配慮について希望はあるかと尋ねたところ、その応募者は「全くありません、配慮はなくても大丈夫です」という返事をしたのですが、面接官は、しっくりこないという表情をしていました。

もし体調が悪くなった時に休みをとる必要などあると思います、それについての配慮はいるんじゃないですか?と面接官が言うと、その人は「ああ、それはいりますね…」と返答していました。

恐らく、障害者枠で応募しているが自分にどんな配慮が必要かを把握していない人については、採用する側も仕事場で何をどう気をつければいいか分からないので困るんじゃないかと思いました。

単純に考えれば障害者でも配慮が要らない人は重宝されそうですが、採用する側は配慮が必要な人を雇う前提で採用活動をしているので、配慮が要らないと言われると???となるのだと思われます。もっと言えば、配慮は企業にとって障害者社員が辞めたり長期に休んだりするリスクを軽減するための対処なのでしょう。配慮がいらないと言われると、そのリスクをどう軽くすればいいのかの判断材料が得られず、ひょっとしたら不採用にも繋がるかもしれません。

障害が引き起こす、一見マイナスになるようなことでも正直に伝えて、どのように応募者が実際に働く際のリスクマネジメントを行うかを採用側に考えやすくさせてあげることが大事なのかな、と思いました。

とりあえず以上です。またまた!