どうもほうふつです。
僕は半年間くらいイランに留学していました。
で、なんか最近ロシアのプーチン大統領とイランの大統領が会談したらしいんですが、
イラン、どうやら決定的にロシアを支援、支持するということはしなかったらしいです。
だからといって、イランが西側諸国につく訳は全くないのだが……
イランに住んでいた僕からすると、
多分こんなこと言っちゃいけないのですが、
かなり大勢の人たちがロシアを嫌ってます。
ロシア人を嫌っているかどうかは別として、国でみると嫌いという人が多いと思います。
イラン国民が嫌いなのは、中国とロシアです。
中国の場合、国民含めて嫌いです。
ただ、国(イラン・イスラム共和国)としては、これら2つの国と仲が良さげです(特に中国)。
また、アメリカはイランの大敵というイメージが大きいと思われるかもしれませんが、
実際は、嫌いな人多め、好きな人わずか、どうでもいい人そこそこ、というふうに分かれているような印象です。
多分アメリカ合衆国を嫌いな人は、保守のシーア派上層部のプロパガンダ的な影響を強く受けています。
また、アメリカ国民を嫌いなイラン人は、それなりにいると言っても、多分日本人が想像するほど多くはありません。
ていうか、イランにはハリウッド映画を違法に販売する店が腐るほどあるので、少なくとも文化的にはあまり嫌いじゃない気がします。
経験則ですが、留学していた当時に接したイラン人たちの多くが「アメリカの国は嫌いだけど国民は嫌いじゃない」と言ってました。
で。
ここからは持論中の持論に入りますが、
イランは今ロシア側についたらめちゃくちゃやばい、と僕は思ってます。
何故なら、ロシアにもはや繁栄の可能性はないだろうと考えているからです。
仮にウクライナ侵略が終わったとしても、西側諸国のロシアに対する圧力は衰えないと僕は思っています。
よって、ロシアにつくというのは泥舟に乗るに等しい行為だと考えています。
そんなアホなことをイランが表立ってやるとは考えにくいですが、
もしやったら、イランはロシアの道連れになると思っています。
おおむねイラン国民には個人的に愛着が強いので、できればこの世界情勢においては静観をしてほしいと願っています。
……今回、思想つよ!!