いや、IT要員の派遣で、社員ではないのですが。
サラリーマン時代は、アストラゼネカの日本拠点で働いてた。
この一年ほど話題になってるし、あえてバラしてみたりする。
めちゃくちゃすげぇ大企業だった。
オフィスがグランフロント大阪というくそデカいビルにあり、しかも3フロアを占めている。
社員たち、なんぼ給料もらってるの?と常に思っていた。それしか思ってなかった。
外資系なのでたくさん外国人がいるんだけど、
オフィスから白人らしきお兄さんが出てこようとしていたのでドアを開けて待ってあげていたら、
「Thank you, sir.」
と言われた。
Sirて。
イエッサーのサーですよ。
派遣下っ端の俺はいつからサーに昇格したんですか?となった(※敬意を表すときに言うみたいです)。
で、アストラゼネカ製ワクチンですよね、話題は。
効いてなくね?
インドのデルタ株に、あまり効いてないくさい。
イギリスがほぼ100%アストラゼネカ製を使っているのだが、一日の感染者数が最近は1万人を超えているのだ。
日本は基本的にファイザーかモデルナである。
正直、アストラゼネカには恩もへったくれもないので、自分がアストラゼネカ製を打たなくて済みそうなことには運の良さを感じざるを得ない。
でも、なんでアストラゼネカがダメっぽくて、ファイザー・モデルナが大丈夫っぽいのか。
はっきり言ってその理由は、企業としての規模、資金力の差だと思う。
確かに、アストラゼネカはデカい製薬会社である。
例えば、日本の製薬トップは武田薬品工業だけど、売上ではアストラゼネカには及ばない。日本のどの製薬会社よりもデカいのだ。
世界の製薬会社売上トップ10には入っている。
ただし、ファイザーとモデルナは、さらにそのはるか上である。
単純に、資金力と開発力に差がある。
だからこういう状況になっちゃってるのではないかと僕は思っている。
今日、我が福岡市は65歳未満の人に接種券を発送するらしい。
さっさと打って、大阪にでも旅行に行きたいな、などと思う今日このごろ。