双極バラエティ

こんにちは。双極性障害Ⅱ型の33歳男が日常をくだらないテイストで綴っていくブログです。

毒親☆祖母語録その2(背中さすり事件)

どうもほうふつです。

 

前回の続きで、僕の母にとって毒親である祖母の「名言」をご紹介したいと思います。

 

(前回の記事はこちら↓)

 

soukyokuvariety.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

それではいきます。今回の祖母の名言。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「(電話で母に対し)あんた!私の背中をさする人を雇って!」

 

 

 

 

 

 

 

 

……これは、聞いてもあまり意味が分からないと思うんですよ。

 

 

 

解説していきますね。

 

 

 

 

 

うちの祖母は入院してから背中が痛い痛いと毎日のように電話で言ってきました。

 

 

母はその度に背中をさすりに行ってあげていたのです。

 

 

 

祖母は「こんなに背中が痛いのはおかしい!骨が折れているに違いない!」と主張していたのですが、

 

医師によると全く背骨に異常はなく、恐らく心因性の痛みとのこと。

 

 

たぶん、死ぬのが怖くて、その精神的影響で背中が痛いように感じているみたい。

 

 

 

そもそも背骨が折れているとしたら、さすってあげたら逆に痛いはずなのです。

 

 

さすってもらって気持ちが良くなるというのは、安心するからのようです。

 

 

 

 

 

母は、祖母が入院してから毎日のように電話で呼ばれ、病院に行って背中をさすってあげていました。

 

 

しかし、前回の記事でも述べたように、祖母は毒親で、母は祖母のことを嫌っている、というか憎んでいます。本当は行きたくないのです。

 

 

それでも背中をさすってあげに行っていたのは、死にかけの今でも祖母が母の心を潜在的にコントロールしているからなのです。

 

 

 

 

 

 

しかし、もう限界というときが来ました。

 

 

母は病院に行き、背中をさすってあげながら祖母に悪態を浴びせられる日々に疲れ果ててしまい、パニック障害を起こしてしまったのです。

 

 

もはや、一人で祖母に直面するだけで過呼吸になるようになりました。

 

 

 

 

 

 

もう、背中をさすりには来ない……

 

 

母は祖母にそう告げ、祖母の制止を振り切り病室を後にしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、その後2、3日経った頃です。

 

祖母が、母に「背中をさする人を雇って!」と電話してきたのは。

 

 

 

 

要するに、もう母が病室に来ないとなると、他にさすってくれる人がいないので、代わりにそういうことをしてくれる仕事の人を雇って!とのことなのです。

 

 

 

 

 

しかも、起きている間中つきっきりで背中をさすってくれる人を雇え、と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

母は、祖母が入院している病院の担当医師に電話しました。

 

 

「あの、母が背中を一日中さすってくれる方を雇って欲しいと申しているのですが、そういったサービスはそちらの病院で受けられるのでしょうか……???」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で、母が担当医師に言われたこと↓

 

「そもそもそんな仕事は存在しませんね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……そうです。

 

 

 

 

 

一日中死にかけのばあさんの背中をさすってあげる仕事など、この世には存在しなかったのです。

 

 

 

 

 

 

 

母から「そんな仕事存在しないらしいよ」と僕と父が聞いた時、不謹慎なんですけど、

 

 

 

 

めちゃくちゃ笑いました

 

 

 

 

「よく考えたらそんなでたらめな仕事あるわけねーよなwww」と爆笑しました。

 

 

 

 

 

 

うちの祖母は結構お金持ちで、これまでの人生における問題を全て金で解決してきた人間なので、今回も金さえ出せばイケるだろう!と思ったみたいですが、

 

 

 

イケませんでしたね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これまで金で全てを解決してきた強欲な人間も、最期を迎えるときにはなすすべもなくただ苦しむのだなあと、あわれに思ったりもしました。

 

 

 

 

 

 

次回も祖母の名言です!

 

 

ではまた!