なんかさ、俺はこのブログでクラスで孤立して不登校になったとか、散々自分が弱い立場にあったことを言ってきたんだけど。
俺も、いじめは何回もしたことがある。
小学1年の時、当時ポケモンが流行ってて、田中という苗字の女の子を「田中バージョン」と言ってからかっていた。
本人は結構嫌そうで、小学5年の時クラスで先生には非公式で「クラスで一番嫌いな男子」ランキングを作った時、その子の俺の評価は2位だった。当然の報いである。
中学3年の時は、ひどかった。
仲がいい数人の男友達がある女の子を「黒魔術師」と呼び、悪魔退散みたいな感じで制汗剤スプレーを本人にぶっかけていたのを、悪いとは思いつつも静観していた。自分がやってないとは言え、これは完全ないじめである(制汗剤スプレーをかけたことは担任にバレ、友達はめちゃくちゃ怒られた)。
高校の時は、さすがに自分がいじめられる立場だったので、いじめられる気持ちが本当の意味で分かるようになって、多分何もしてない。
しかしやっぱり本当の意味では分かっていなかった。大学の時は、酔ったらよく他人をたたいていた。
しかもあんまり覚えていない。あとで本人たち(後輩たち含め)からこっぴどく怒られるため、その度に罪悪感で消え去りたかったが、性懲りもなく大学4年くらいまでは4回くらいそういうことをした。
一番ひどいのは。
こんなことを書いたら読者は俺にひどく嫌悪感を抱くかもしれないが、
大学4年の時、当時初めて会った1年生の女の子に蹴りを入れたことだった。
俺は、そのことを全く覚えていない。その時も激しく酔っぱらっていた。
そのことを知ったのが、しかも、卒業してからだった。
その女の子は、ずっと俺と仲良くしてくれていた。
「ほうふつさんは酔っぱらったらタチ悪いからな~かわいくて好きな先輩だけど」
みたいなことをずっと言われ続けてきたのに、俺はキックのことを覚えてなかった。
そのことを知ったのは、卒業してから阪大の後輩たちの家飲みに参加した時だった。
「最初蹴られた時、すごい怖かった。後でふだんはやさしくてかわいい人だと知ったけど笑」みたいなことを言われ。
今でも、その言葉をずっと胸にかかえて生きている。
俺は、許されるべきではない。ほんとは、かわいそうでもなんでもない、そういう一面がある。
そして。
もう一つ、俺は、人生で最悪ないじめをしたことがある。
それも、親友に対してだ。
仮に、M君としよう。
Mは、まあ、なんだかんだで今も親友やってくれてるんだけどさ……
そいつの、とてもセンシティブな、秘密のこと(内容は絶対に言えない)を、酔っぱらってバラしたことがある。
Mは俺の地元から大阪に遊びに来てくれていて、バラした対象の人たちが大阪の俺の友達で、全然そいつと関わりがない人たちだったんだけど、
それでもそいつは俺に対し、静かに、しかし最恐にブチぎれた。
俺は、もう一生嫌われてもしかたないと思いながらもとにかく謝った。土下座しようとしたら「土下座すんな」と言われた。
今も二人で仲良くやってる。でも、Mはそのことに関しては俺を一生許さないと思っている、と思っている。
まあ、まだあるんだけどさ、いじめ。
例えば中3の時、めちゃくちゃクラスでいじめをやっているヤンキーみたいなやつがいて、放課後そいつの机の上に友達と一緒に整髪料(ワックス)を塗りたくったことがある。
あれは、正直当時はめちゃくちゃ楽しかったが、今考えると大きないじめに対してもいじめで返すことは、ダメだ。
まあ、そいつは全然気にしてなかったんだけどさ。「なんやこれ……」とかは言ってたらしいけど。
保身は、ダメだ。
いじめたら、その罪は一生自分の中で留めておかないといけない。
とか言いながらも、この記事を書くまで俺は読者の皆さんに対し、保身を続けてきてる。欺いてきた。
情けない、クズだ。
これからは一生、人をいじめないようにしたい。(←小学校の反省文レベルの反省だが)
自分が子どもを仮に生んで、育てた時、どうやったら自分みたいにならないようにできるのか、そこが一番心配である。
ただ、俺みたいに保身はして欲しくない。そこは、なんとしてでもなんとかしたい。
仮に身バレしたらこの記事はすぐに消します。Mが特定されるわけにはいかないので。
俺も、よく考えたら小学校の頃から廊下で出会う度にいきなり殴られたり、中学ではキモいと数人の女子から言われたりしてたけどさ、その時はいじめられてる認識なかったけど、
自分がいじめられたことは、他人をいじめていいことの理由にはならない。
ちなみに、このブログで昔こんな記事を書いた。
soukyokuvariety.hatenablog.com
今読み返すと、自分と向き合えていない、ゴミみたいな内容だと思う。
では、これにて今回は終わりです。最後まで読んでくれてありがとう。