双極バラエティ

こんにちは。双極性障害Ⅱ型の33歳男が日常をくだらないテイストで綴っていくブログです。

宝くじ売り場のテレサ

今日はちょっとだけ回復してます。少しうつっぽさが和らぎました。

 

 

で、思えばここ数日、日中家から出てませんでした。

 

親から宝くじを買えという任務を仰せつかったこともあり、今日は久々に外出。

 

「まともに太陽の光を浴びたのは何年ぶりだ......?って3日ぶりやないか~い」

と脳内ノリツッコミをしつつ、シャバを散策しました。

 

 

やっぱ、外を歩きまわるのはしんどかった。そこまでは体調戻ってないな~と感じましたね。

 

 

 

で、宝くじ売り場に到着しまして。

 

 

僕は宝くじを買うなんぞ3000円を燃えるゴミに出すに等しい行為だと思っているのですが、両親はいつも楽しみにしてるんですよね。夢を買ってるんだね。

 

夢を購入するのは勝手ですが、自分の足で歩いて買ってきてほしいです。

 

なぜ全くハロウィンジャンボに全くそそられない僕が買いにいかないといけないんだ。

 

ていうか、ハロウィンジャンボって何?なんなのそのこじつけ?

ナイトメアビフォアクリスマスっていう映画知ってる?一年365日ぶっ続けでハロウィンやってるオバケの話ね。

ハロウィンのどこがドリームなんだ、悪夢(ナイトメア)じゃねえか。

 

 

で、小話はどうでも良いんですが、とにかく売り場でそのぼったくりペーパーを20枚購入しました。千円札6枚をかぼちゃのランタンにくべたわけです。

 

 

そしたらさ、宝くじ売り場のおばさんが、

「ありがとうございます!当たりますように!

って言ったのよ。

 

 

僕はその時、一瞬何が起きたのか分かんなかったよね。

 

そしてその直後、深い感動が体中を走りました。

 

 

今まで幾度となく宝くじを買いにパシられた経験を誇る僕も、正直面を食らいました。

 

 

「当たりますように、だと......?」

 

 

 

 

 

そんなセリフ今まで一回も宝くじ売り場の人から聞いたことなかったんだよね。

 

 

そんなこと言われたらなんかうれしいじゃん。

 

この人は僕の5億円当選を心から願っているんだ、と思うとね。

 

そんなこと言う必要性ないわけですよ。そのおばさんには一円も入らないんだから。

 

でも、それをそのおばさんは言ったんだよ。やさしさが言葉ににじみでちゃってたわけ。

 

 

いや、こんな話したら「どうせくじ買った人皆に言ってるんだよ」と思うかもしれないけど、

 

それはそれですごいというか、むしろそっちの方がすごいのよ。

 

全ての人に平等な愛を分け与えてくれているわけだからさ。

利益を伴わない親切心は、愛なんだよ。

 

 

 

で、結論として僕は思いましたね。

 

 

 

「あんたは現代のマザー・テレサですか?」

 

 

と。

 

 

 

今まで宝くじ買いに行かされて良い思いをした経験が一度もなかった僕ですが、

 

マザーのやさしさ、いつくしみに触れられて、なんだか初めて「買いにいってよかったな……」と、ほっこりしました。

 

 

もうね、ぶっちゃけくじ外れてもいいよね。

 

6000円分の愛にふれることができたわけだから。

 

 

また次も、同じ売り場で買いたい、そしてマザーにもういちど祝福されたい。そう思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……ただ、今思ったんだけど。

 

 

 

 

 

 

仮に、「当たりますように!」という優しい言葉が、また同じ売り場で宝くじを買わせるための戦略だったら?

 

 

 

 

 

 

その場合は、そのおばさんは、

 

 

 

 

マザーじゃなくて魔女

 

 

だよね。

 

 

 

 

 

もしこの考えが当たっていた場合、

 

 

 

ハロウィンに魔女が現れるというのは、ただの寓話にとどまらないかもしれません。

 

 

 

 

 

信じるか信じないか。

 

それはあなた次第です。

 

 

では!ハッピーハロウィン!

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