ー前回までのあらすじー
自民党政権のいわゆる働き方改革に謎に対抗意識を燃やし、「引きこもり方改革案その1」なるものを打ち出した、ほうふつ実現党党首のほうふつ氏。(自称。自称ね)
「その1」と銘打ったものの、その2その3のアイデアは全く考えていないほうふつ氏が次に行う言い逃れ方策とは、一体?
党員数=自分ひとりの弱小政党が、コソコソと国民にうったえかける新たな法案とは、一体?
Ittai?
~自室にて~
ほうふつ「あ~あ、引きこもり改革法案その1なんてブログに載せるべきじゃなかったな~、1個しか考えてなかったのに続きを上げないといけない空気を自ら演出してしまったし。
その2の記事をどうやって切り抜けようか……ダメだ、まったく思いつかない。どうしよう……」
コンコンコン(ドアをたたく音)
ほうふつ「?」
ガチャッ(ドアを開ける音)
?「おじゃまします」
ほうふつ「え?!いきなり誰ですかあなたは。」
?「私は通りすがりのブログの神です。」
ほうふつ「何だって?」
ブログ神「いきなり本題に入るけどあんたのブログ、どうやら続きのネタがないらしいな。」
ほうふつ「な、なんでわかったの!?ていうか何なのあなたは!?」
ブログ神「(質問ガン無視して)ブログの神をあなどっちゃいけないよ。私は耳がすごく良いんだ。全てお見通しよ。」
ほうふつ「耳が良いってなにそれ?神様ってふつう地獄耳とか千里眼使えたりするよね?本当に神様なの?」
ブログ神「地獄耳より効率が良いものを使っているんでね。盗聴器というやつなんだけど……」
ほうふつ「帰れ」
ちょっぴり物議をかもしそうな、犯罪チックな、っていうか完全に警察沙汰テイストな神の行いにキレるほうふつ氏。しかし、今すぐスマホで110を押したい気持ちをぐっとこらえ、彼の話をなんだかんだで聞くことにした。
ブログ神「……というわけで、あんたのブログ読ませてもらったんだけど、確かに次の回で引きこもり方改革案の続きを書くのはかなり厳しいな。」
ほうふつ「そうなんです。ネタが思いつかなくて。どうすれば次の回のアイデアが浮かぶでしょうか。」
ブログ神「単刀直入に言うと、無理です。」
ほうふつ「……え?」
ブログ神「いや、だから無理です。アイデアを思いつくのは無理。」
ほうふつ「えー!ブログの神様なのにそんな簡単にあきらめちゃうの!?」
ブログ神「いや、私が本気を出せばその2どころかその999くらいまで秒で思いつきますからね。ブログの神様みくびってんじゃねーぞコラ。
しかし、それじゃ意味がないんだ。君のブログは、君が全ての内容を考えないと意味がない。……それが『双極バラエティ』なんだろ?」
ほうふつ「か、神様……(感極まる)
ありがとう、ひょっとしたら僕はだれかにガツンと叱責してもらいたかったのかもしれない。
背中を押してくれる人が、必要だったんだね。今気づいたよ。
僕頑張って内容考えるよ……(涙)」
ブログ神「いや、だからそれがあんたの能力的に無理だって何回も言ってるやんけ。人の話ちゃんと聞いてます?」
ほうふつ「え~っ!?そーいうこと!?じゃあ僕は一体どうすればいいんだよ!?」
ブログ神「やめなさい。続きを書くのはやめましょう。」
ほうふつ「では、何事もなかったように全然ちがう記事を書いてごまかせということですか?そんなわけないよね??」
ブログ神「はっきり言ってその通りだ。」
ブログ神「心配しなくてもいい。メタ視点では次の回なんとかうまいこといってるから。」
ほうふつ「メタ視点とは……???」
ブログ神「いや、何でもないです」
かくして引きこもり改革案を新たに考えるのを放棄したほうふつ氏。
しかし、全く別の記事を考える必要があり、それからはさすがに逃れられないので、ほうふつ氏はブログ神とのディスカッションで次のネタのヒントをまさぐりつかもうとしていた。そして……
ブログ神「……よし、次回はこれでいこう!」
ほうふつ「え~、こんな内容で僕書けるかな?すごく心配なんだけど。」
ブログ神「大丈夫、君は性格が悪くて相当ねじ曲がっているためこういうテーマなら水を得た魚のようにバンバンアイデアが浮かんでくるはずだ。次回のことは私に任せたまえ。」
ほうふつ「いやさり気に今思いっきりディスられたけど……う~んあんまり自信ないな~……」
ブログ神「まあ、正確に言うと次々回なんですけどね。」
ほうふつ「ん、どういうこと?」
ブログ神「なんでもないっす」
……という訳で、
まさかの第三弾に続きます。
次回、「独裁者ほうふつ編」、乞うご期待!