双極バラエティ

こんにちは。双極性障害Ⅱ型の33歳男が日常をくだらないテイストで綴っていくブログです。

「双極で働けない嫁は実家に返せ」発言について

どーもほうふつです。



昨日すごいショックな話を聞きました。


まぁタイトルの通りなんですが、

友人の奥さんが双極性障害で働けてない状態で、
夫(友人)の母親が「働けない嫁なんて実家に返せ」と言った、という話です。



なーんか。

やだな。



詳細を言うと、友人の父親が危篤状態で、母親は父親の死後に実家で面倒を見てほしいと友人に言ってきているのですが、

その友人は幼いころからその母親に虐待を受けており、断ったらめちゃくちゃ暴言を吐かれ、その話の中で上記の「嫁を実家に返せ」発言を聞いたとのこと。


うーん。


双極性障害の患者の1人として、僕はその母親が許せないんだけど、

それ以前に彼女は人としてどうなのか、とも思うな。



うちは祖母の面倒を母がみていて、施設に入れるまで、そして入れてからもかなり大変なのですが、

実の母親だからといって、子が面倒をみないといけないという考え方は、現実的に甘いと思います。


介護って、ほんとうに大変なんだよね。

ある程度、愛がないと難しい。



虐待を受けていたことが事実だとしたら、僕は彼女のこれからは子に保証されなくても仕方ないと思う。


因果応報、ってやつだと思うのです。



友人の奥さんは、働いて仕事辞めてを繰り返しており、今も適薬が見つかっておらず、たいへんなんです。


そんな人に、しかも義母として近くに関わる立場で、病気への理解を示してあげられないことは、厳しく言えば、罪に近いと思うな。



世の中は双極性障害への差別や偏見を持った人が、やっぱ確実にいるんだなって実感しました。



僕は何にも彼らのためにできることはないですが、

ごはん食べにいったりして、お話聞こうとは思ってます。



なんかむなくそ悪い。


家庭の問題だから、僕に口を挟む資格はないと思ってるけど、

夫婦がいつか、この問題をのりこえて幸せになってくれればなと願ってます。


昨日更新した記事で、「親に必要とされて生まれてきた。生まれてきたことが幸か不幸かはわからないけど、自分は確かに求められて生まれてきたんだ」という内容を書いたんですが、

親に虐待を受けて育った場合、親に求められて生まれてきたかどうかなんて……と思うのがふつうでしょう。


僕はなるべく他人の家庭の問題にはあえて無頓着でいようと心がけているのですが、

今回は、僕もずっしりとなにか背負うものを感じています。




では!