双極バラエティ

こんにちは。双極性障害Ⅱ型の33歳男が日常をくだらないテイストで綴っていくブログです。

高校の英語教師とTOEICについて思うこと

からして一切双極性障害と関係ないニオイがバリバリ漂ってるじゃんか?



そのとーーーり!



今回は、高校の英語の先生の英語能力について思うことを書きます。



まず、高校の英語の先生のTOEICのレベルなんですが、なんかの調査で以前見たところ、


730点に満たない人が半分近くらしいです。


これ、どう思うか人によって違うと思うんですが、

僕はかなりヤバいと思います。ダメな意味で。



TOEICはビジネス英語の能力をはかるテストなので高校の教師はそーいうの勉強してないから仕方ないのでは……という意見もあるかと思います。


しかし、実際にTOEIC受けたことある人は分かると思うんですが、

ビジネス英語だけじゃなくて、日常生活で理解できないといけない内容が結構な割合を占めます。

特に、リスニングは、ホテルの予約とか、レストランでオススメの料理を尋ねるとか、そういう「常識的に解らないといけない問題」が割と多いです。


TOEIC730点って、僕も取ったことあるので分かるのですが、


730点のうちのリスニングの得点の占める割合にもよりますが、概ね、はっきり言って、リスニングは話の半分くらいしか聞き取れてない状態です。それでもこの点数取れます。


また、仮にリスニングが400点くらいあったとしても、

リーディングが330点ということになるので、それはそれで基本的な読解力がダメです。



で、半分に近い先生が730点を取れてないということですので、

その人達は、高校の教師としてははっきり言ってダメだと思います。


「能力はないかもしれないけど、教えるのが上手ければいいのでは?」という意見もあると思いますが、

こと英語(言語)に関しては僕は懐疑的です。



TOEICで730点未満の人からちゃんとリスニングを学ぶことはできないと思います。

何故かというと、

基礎的なリスニング能力が欠けているということは、勉強法を知らない、あるいは知ってるだけで実践してないということだからです。


日常最低限のレベルのリスニングができるように学んでこなかった先生が、高校生に日常最低限のリスニング能力を身につけさせることは、僕は無理だと思います。



ただ、僕はこの高校の英語教師の英語力が充分でない理由は高校教師だけのせいではないんじゃないかという持論を信じてまして、


それは、高校の先生としての担任業務や部活の顧問、その他庶務的な業務があまりにも負担になっていて、自分の勉強、能力向上どころではないからじゃないか、というものです。


高校の先生ってめちゃ忙しいじゃないですか。


勉強するヒマないんじゃね?と思うのです。


断言しますが、英語の先生になったばかりの人が赴任最初の時点でTOEICの点数を取れてなかったとしても、長くとも5年10年そこそこ勉強したら、「絶対」730点くらい取れます(ただ、確か少なくとも僕の大学ではTOEIC730点以上の実力がないとそもそも英語教師になれなかったような気がしますが)。

ということは、

先生になってからの勉強が足りてないということじゃないかと思うのです。


で、普通に考えたら先生ってそれなりに向上心あると思うので、多分先生の働き方のシステムが勉強させてあげる余裕を作らせないようになってるのではないか、って感じなんです。



財源の問題でなかなか難しいところはあると思いますが、それでも、高校の英語の先生に能力向上の時間的余裕をあげられるような仕組みを作らないといけないんじゃないかな、と思います。



英語力向上のために、高校生にTOEIC受けさせるとか、TOEFL受けさせるとか、そんなのはとんちんかんで、

まず英語の先生の能力を上げてあげることが大事だと思います。


リスニング力は、特にです。


それなりに勉強してきている訳なので、リスニング力に関しては多少勉強したら割とすぐ伸びると思います。めちゃくちゃ敷居が高い訳ではないです。


以上、日本の英語教育についての持論、でした!


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