昨日、どの分野の翻訳者になろうかな、メディカルなんかどうかな!?と思って試しに医学論文を訳してみたのですが、
テキトーに選んだその研究論文の内容がかなり僕としては衝撃的だったので紹介します。
いや、こんなリンク載せられても分からんし、ってなるよね。
つーわけで、僕がこの論文の結論を訳したやつを載せます。以下、駄訳!
(結論)
「うつ病を併発している乾癬患者は、潜在的な心血管疾患という大きな負担を抱えている。
さらに、そのような乾癬患者においては血管機能が弱まっており、(このことは)ストレスを調節する重要な役割をする脳領域である偏桃体の活動の程度と関連がある。
乾癬患者における心理的ストレスと気分障害に焦点を当てた調査は、これらの患者の抱える高い心血管症のリスクをより低減することにつながる可能性がある。」
(原文:Aberra, Tsion Medreke, "Burdens Beget Burden: Examining The Physiological Links Between Psychological Stress And Cardiovascular Disease" (2017). Yale Medicine Thesis Digital Library. 2107. )
これでもなんのこっちゃかも。
で、今回僕が着目したポイントについてのみ、下記に(苦労して)簡単にまとめてみました。
・うつ病と乾癬(皮膚疾患の一種)のどっちも患ってる人は、心血管が知らず知らずのうちに炎症を起こしているらしい。
・また、うつ病と乾癬のどっちも患ってる人は、血管機能が弱まっていることがストレス調節を行っている脳の偏桃体の部分の活動に支障をきたしているらしい。
で、筆者的には「うつで乾癬の人⇒心血管が炎症⇒さらにうつになる」みたいなことを言いたいっぽいのですがそれはおいといて、(じゃあ何故書いた)
この論文の何が衝撃的だったかって、僕たぶん乾癬なんですよ。そんなにひどい症状じゃないけど。
この論文では「乾癬+うつの人が心血管炎症を患う」のか「心血管炎症を患う人が乾癬+うつを患う」のか、因果関係を明らかにしていないっぽいのですが、
仮に今後、後者の「心血管炎症を患う人が乾癬+うつを患う」が証明されたら、心血管の炎症がうつ病の原因の一つということになります。
で、この「うつ病」というワードなんですが、論文中では「気分障害」っていう表現も同じような文脈で使われていて、双極も含まれるかもです。
仮にそうだったらば、自分の症状って、心血管の炎症に原因があるのかもしれない、と考えました。(あくまでも可能性の話だよ!断言はしません)
よく分からないけど、世の中ではうつとか気分障害に関して色んな研究がされてるみたいですね。
今後の医学界の進展にエールを送ります!以上!(もちろん、今回扱った論文の著者が「イェール大学」の人であることにかけてるからね。もちろん、分かってると思うけどいちおうね。)