双極バラエティ

こんにちは。双極性障害Ⅱ型の33歳男が日常をくだらないテイストで綴っていくブログです。

世に役に立たない勉強でも楽しければ良いと思うの

東京オリンピックが、今度ありますね。



基本的には、オリンピックに出て日本を代表するようなスポーツ選手でも、元々は何らかの形で日本を背負うのだけが第一の目的じゃなくて、単純にスポーツを愛してる、あるいは勝つのが好き、っていうのがスポーツをやっている主な理由だったと思うのですよ。

というか、そうじゃないと続けられないと思うんです。




で、本題なんですが、大学や大学院の教授においては、研究費をもらっている以上、日本、ひいては世界に貢献する仕事をするべきだというのはある種当たり前というか、まぁ、国に求められていることではあると考えるのはおかしなことではないと思います。


ただ、私は大学生の時に、「私は日本や世界のために、研究しています」という発言をどの先生からも聞いたことがないのです。

もちろん、公の場での建前としては、日本、あるいは世界において自分の研究結果がなにかに役立つ必要はある、だからお金もらって研究してる、という立場を示すことはあると思われます。


ただし、大学、大学院で研究してる人たちって、はっきり言って単純に「超面白いから」やってる人ばっかりだと思うのです。



私は、大学での勉強、研究なんて、必ずしも世の中の役に立たなくでも良いと思っています。

知識や発見を得ること、あるいはそれを世に共有することが、楽しい。それだけで、もういいと思うのです。


したがって、国のために研究しないといけないとか、もっと別の角度から言うと、就職のために勉強しないといけないとか、そういうのって、二の次でいいと思うんです。


学ぶことそのもの、あるいは学んだことを共有すること自体が、喜びである。

それ以上の何かは、おまけである。

それで、良いと思うんだよね。





少しだけ離れた話になりますが。

私が就職活動を新卒で行った際、違和感を感じたことは、選考する側の企業の人が、「大学っていうのは社会に出るための準備をするところ」という前提で話を進めて来ることが多かったことでした。


大学って、私は就職活動を有利に進めるための勉強だけをやるところではないと思うの。


これに関しては、人それぞれ意見が分かれるところだと思いますが、少なくとも私は、就職にほとんど役に立たないことを大学で専攻したことを後悔してません。

楽しかったからね。それで、良いと思えました。


また余談ですが、学部、専攻がかなり特殊だったためか、変わった面白い考えの人が多く集まってて、私も変な奴と言われることが多い人なので、高校の時と違って多様性が認められやすく、過ごしやすかったです。




世の中に、あるいは就職に役に立つことなんて、大学で何かを学ぶ、研究するということによって生じる副産物程度でいいと思います。


ただ、大学で就職先で役に立つ知識や技能を持ってないと、就職に不利という現実は、やっぱしあるんだよね。

これは、難しいところです。



では、眠剤が効き始めてきたところで、今回はオサラバです。