以前も書いたと思うのですが、私はおうちに引きこもることが大好きです。障害関係の手続きやちょっとした求職活動などで多少外出はしていたものの、会社を辞めてから約2か月間、基本的には最高の引きこもり生活を味わい、「求めてた暮らし、これこれ!」と膝を連打しながらほぼネットだけ見て暮らしていました。
しかし、ここ3日ほど、「引きこもり飽和現象」という名の、ある種の運命(と書いてさだめと読む)的なサムシングが私を襲い、どう生活すればいいか皆目検討が付かねぇ状態になっています。
つまり、「引きこもりに飽きた」のです。
今まで一度も引きこもった経験がない、沈まぬ太陽のような人生を送る方々はピンと来ないかもしれませんが、そういった方々でも分かりやすくこの現象の辛さを説明すると、
小学生の夏休みの途中でもはや休むことに慣れてしまいもはや暇でしかない
の2000000000倍の「何やればいいか分からない感」に襲われる、ということなのです。
インターネットにも飽きたし、趣味の音楽づくりやゲーム作りもやる気が起きないし、どちらかというともはや外出したいくらいなのですが、外に出る用事が全くなく、とにかく何もやることがなく、ただただ息を吸って吐くという行為を感じながら生きているという状態なのです。
ただ、今思ったのですが、この「ただただ息を吸って吐くという行為を感じながら生きている」って、これ、まさに今めちゃめちゃ巷で流行ってる
マインドフルネス
ですやん。
図らずも、無職引きこもり生活がこの流行の最先端を自然に取り入れる形となっているのは、逆に言うと「働き過ぎ」「外出過ぎ」がマインドフルネスを行う上でのハードルになっていると言えそうですね。
そう考えると、昨今日本企業において、仕事をしつつ精神面での健全性を保つという目的でマインドフルネスを社員に奨励する取組みがなされている場合も多いですが、社員たちが本格的にマインドフルネスを徹底しようとしたら、まず仕事を辞めたくなるでしょうね。推進した企業にとっては皮肉なことに。
そして私は今、24時間マインドフルネスという、働くのに疲れた人々の誰もがうらやむ生活をしているのです。
嗚呼、私はなんて贅沢な時間を過ごしているのでしょうか。
..........。
以上、無職引きこもり生活をポジティブに考えるための詭弁記事でした。
本心?仕事くれ。