双極バラエティ

こんにちは。双極性障害Ⅱ型の33歳男が日常をくだらないテイストで綴っていくブログです。

双極性障害オープンでITエンジニアやるのしんどくない?(その2)

こんにちは。今回は昨日に引き続き、双極性障害をオープンにして、ITエンジニアのサラリーマンをするのってしんどいんじゃないか、という意見を書いていきたいと思います。昨日の記事ではその理由として、ITエンジニアは「常駐」という労働形態で働く場合が結構あって、その場合は双極の人が職場で病気を配慮してもらうのが難しいのではないか、ということを述べました。

 

昨日述べた私の意見だけを考慮すると、「常駐勤務じゃなかったらITエンジニアもできるんじゃない?」という発想になりうると思います。今日はこれに対する、「もし自社で働けたとしても結構きつい場合が多いのではないか」という私の考えを書きます。

 

 

双極性障害オープンでITエンジニアをやるのはしんどいと私が思う理由その2:プログラマーの業務は納期にシビアなことが多い

 

 

私が前職でITエンジニアと呼ばれる仕事をやっていたのは昨日の記事で説明しましたが、私はプログラマーではありませんでした。よって、ここから書くことは自分の直接的な経験によるものではないのですが、雇われのプログラマーというのは納期に追われることが多い職業だというのは割と間違ってないと思います。したがって必然的に、残業が多くなる職業ということにもなり、双極オープンの人は働くのがしんどいのではないか、というのが私が今日言いたいことです。

 

なぜITエンジニア全体についての話題だったのにいきなりプログラマーに限定した話をしているのかと言うと、自社で働けるITエンジニアは基本的にプログラマーだと私が考えているからです。例えばネットワークエンジニアの場合は他社(客先)のネットワークを扱うので客先常駐になる場合がほとんどですし、サーバエンジニアの場合も同じです。よって、以降はプログラマーに絞って話を進めます。(役職が高くなると、仮に専門がプログラミングでなくても自社業務になることは多々あると考えられますが、その場合普通は管理職としての業務を行うことになると思うので今回の話では無視します。その他例外もあると思いますが、ほとんどの人にとっては重箱の隅をつつくに等しいケースじゃないでしょうか。)

 

私の所属していたIT企業では、自社で顧客に納品するソフトウェアの開発をプログラマーがやっていたのですが、ある先輩は納期に間に合わせるために100時間超えの残業をし、9徹した時もありました。これが特別なケースならまだいいのかもしれないですが、他の社員においても休日出勤、残業80時間(過労死ライン)超えが多く、さらには「プログラマー 残業」でググると結構多くの会社で似たような状況になっていることが分かります。

 

もちろん、ホワイトな働き方をしているプログラマーの人もいるでしょう。そのことを考慮すると、「プログラマーの業務は納期にシビア⇒双極オープンの人は辛い」という式が常に成立するとは言えません。また、双極性障害をオープンにすることで残業時間が考慮される、という配慮もしてもらえるかもしれません。

 

しかし、果たして雇用するプログラマーに「残業ゼロ、もしくは少なめ」を約束できるIT企業ってそんなにあるのでしょうか。「納期がヤバい案件」を受注した時のことを考えた上で、そんな約束ができるのでしょうか。

 

また、双極オープンで入社して、残業時間について配慮をしてもらえることになったとしても、「同僚がめちゃめちゃ残業してるのに自分だけ帰るなんて...」というふうに考えて病むということも予想されます。以上を考慮すると、双極オープンで自社でプログラマーやるっつーのもしんどい場合が多いのでは...と感じるのです。(まさにこの働き方をしていてこの文章を読み気分を害された方がいらっしゃいましたらすみません。)

 

 

昨日から同じテーマで記事を書いてきましたが、読んでくれた方の中で双極性障害についてあまりご存じない方の場合、「ちょっとは我慢も必要では?」という気持ちになるかもしれません。

 

これについて私は、「双極性障害になってる時点でめちゃめちゃ我慢してる、これ以上我慢するくらいなら死んじゃうかもという病気なので、その点に関しては理解してくれ」という立場です。

 

 

以上です。今日もありがとうございました!

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