双極バラエティ

こんにちは。双極性障害Ⅱ型の33歳男が日常をくだらないテイストで綴っていくブログです。

英語の勉強法について思うこと

前回の記事で「TOEIC900点取った」という話をしました。

 

 

そもそも大学では外国語学部だったこともありまして。

 

言語の勉強法について、考えることが多いです。

 

 

 

 

で、僕が最近思うことなんですが、それは、

 

ネットとか本で、

 

「この勉強法をやればTOEICで〇〇〇点が取れます!」

 

とか、

 

「この勉強法では英語力は伸びません!」

 

とか、やたら見聞きするんですけど、そういうアドバイスって本当に正しいと言い切れるの?ってことなんです。

 

 

 

どういうことか、しかるべき説明が必要ですね。します。

 

 

 

例えば、ネットや本などで英語がめちゃデキる人がよく言ってるのが、

 

「英語の音声を流し聴きしているだけではリスニング力、ましてや英会話の能力は伸びない」

 

です。

 

ただCDの音声を聴いているだけで英語が喋れるようになります!と提唱する、かの有名な某スピードほにゃららという教材を非難する文脈でもよく見かけます。

 

 

この、英語の流し聴きは意味がないという意見ですが、ある程度言語を学んだ経験がある人なら、ほぼ全員が同意すると思います。

 

僕も、感覚的には同意します。

 

 

ただし、ちょっと深く考えてみると、英語の流し聴きは英語学習(リスニングや英会話の能力向上)に効果がないのかは、正直言って、僕には分かりません。効果がある可能性も捨てきれない、と思います。

 

 

何故そう思うか。

 

 

それは、ほとんどの「英語が超デキる人」は、英語の流し聴きを英語力向上のためにした経験があるからです。

 

 

 

僕は英語の勉強法をスマホで一日1時間くらい無表情でググり続けるほどのあわれな勉強法オタクなのですが、

 

ネットでリスニングの勉強法を紹介するめちゃ英語デキる人たちの記事を見ると大体、

 

「英語の流し聴きをするのではリスニング力は伸びません。私も二年間ほど流し聴きを続けた経験がありますが、全く英語が聴こえるようにはなりませんでした。しかし、〇〇という別の勉強法を行うようになったことで、英語が聴こえるようになったのです。」

 

という感じのことが書いてあります。

 

 

効果が無いと言いつつも、英語の流し聴きをしたことがある人ばっかりなんですよね。

 

ひょっとしたら、この人たちは無意味だと思っている流し聴きも、自分たちでは気づいてないだけで何らかの効果があったかもしれないじゃないですか。

 

流し聴きをした経験が、メチャ英語ができるようになった人たちの共通点ならば、流し聞きに本当に意味がないかどうか、厳密には判定できなくないですか?

 

 

また、このインターネット上には「この勉強法でTOEIC〇〇〇点が取れました!この勉強法はおすすめです!」というような記事が脳みそが消化不良を起こすくらいたくさん存在しているのですが、

 

そういう記事を書く人って大抵、英語学習における「失敗の経験」をしてるんですよね。「あの方法ではダメでしたがこの方法はおすすめです」という文脈で文章を作ってます。

 

その人たちの言う「失敗の経験」が英語力向上の糧にならなかったというのは、その人たちの思い込みかもしれない可能性がある、と僕は思います。

 

 

 

 

 

さて、ここまで色々書いてきましたが、今回の記事で言いたいことはただ一つ!

 

「自分の経験から、ある英語の勉強法の有効性あるいは無効性を他人にアドバイスするのって、厳密にはほぼ無理じゃね?」

 

ということです。

 

 

英語が超デキる人らって、色んな勉強法のトライ&エラーを繰り返して英語力を培ってきた人たちばっかりなんですよね。

 

自分が今日のすさまじい英語力を会得するに至った要因はどの勉強法なのか、厳密に言うともはや自分でも分からないはずだと僕は思うんです。色々試しすぎてて。

 

 

 

また、これ以降は一定の英語学習者にしか分からない内容になるかもしれませんが、

 

上記の例、「流し聴きでリスニング力が上がることはない」という意見ははっきり言ってかなり多数派なので、なんだかんだで実際のところは信用しても良いと言えるかもしれません。

 

しかし、

 

シャドーイングはスピーキングの役に立たない」

 

とか、

 

「瞬間英作文は意味ない」

 

とか、

 

「ひたすらディクテーションをするのが良い」

 

とか、そういうレベルの話になってくると、英語がデキる人たちの中でも意見が分かれまくりますので、彼らの経験談への信用性はさらに揺らぎます。

 

 

 

じゃあ、英語力を高めるためにはどの勉強法を選ぶのが正しいの?ってなると思うんですけど、

 

 

 

俺が知ってる訳ねーだろ!

 

 

俺が教えてほしいわ!

 

 

 

ただ、ちょっと思うのは、

 

英語が超デキる人たちのほとんどは色んな勉強法を試してきているので、それに倣ってもう片っ端から試していけばいいんじゃないかとは思います。

 

考えられる勉強法、見聞きした勉強法、全て実際にやってみれば良いんじゃないでしょうか。僕はけっこうそれに近い感じでやってます。

 

 

片っ端から英語の勉強法を試すデメリットは、効率の悪い勉強法をしてしまうと英語力向上の時間的効率が悪くなる可能性があることですよね。自分が望むレベルへの到達に、思ったよりも時間がかかるかもしれません。

 

まあでも、語学ってどうやってもそれなりに時間はかかるんで。

 

あせらず自分を長い目で見るしかないと思います。

 

 

というわけで俺も自分を長い目で見て、実家ニート生活を肯定・エンジョイしまくるぜ。ニヤリ。

 

 

愚かな親不孝者の駄記事はこれで以上になります!ありがとうございました!

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