僕、自分で言うのはかなりイタいんですが、
大体の日本の人たちが高学歴だとみなす大学を卒業してると思います。
多分、東大とか京大の人たちくらいしか僕の学歴が低いとは思わないんじゃないかな。
で、やはり高学歴だと、この日本社会はまことに残念ですが学歴社会なので、それだけで少なからずなんらかのメリットを手にする、というのは間違ってないはずです。
例えば、新卒での就職に有利で、エントリーシートが通る率は比較的高いと思います。
しかし。
双極性障害の苦しんでいる状況に、高学歴がなにか良い効果をもたらしてくれるかというと、ほぼほぼ関係ないな、って思ってます。
この病気になってしまったら、老若男女、金持ち貧乏問わずツラいはずですよね。
そこに、学歴も入ると思うんです。
どんなにお金があってもこの病気は基本治らないし、
何歳でこの病気になっても地獄だし、
「良い大学」出ても、なんか治療に好影響与えるかって言われるとまあ与えないです。
ていうか逆に、
この病気に対して良い影響を与えるバックグラウンドって、何?って言われると、
結構深く考えても、ぱっとは出ません。
ただ、意外とこの病気になった人にとって大切、というか無かったらより闘病が厳しいと思えるバックグラウンドは、
理解ある家族と親友だと思います。
家族に理解されないのはツラい。
そして、
ありのままの自分を理解してくれる親友がいなければ、なおツラい。
僕は、自分がこの二つを持っているのは本当に幸運だと思います。
幸運、という表現にひっかかりを感じる方もいらっしゃると思いますが、
自分が何も悪いことしてなくても、全く非が無くても、
家族との関係がどうしてもうまくいっていない患者さん、信頼できる友達がいない患者さん、いると思うんですよね。
これには、運の要素が結構絡んでいると僕は考えます。
そういう意味では、僕はラッキーでした。
特に今回はもう伝えたいことはないです。
ただ最後に、あんまりこのブログは基本的には誰かにまじめなメッセージを送りたいという気持ちで書いてないんですが、
この文章を、双極性障害の本人というより、家族や親友が見てくれたら、っていう気持ちが今回はちょっとあります。
ではこれにておしまい!