経験上の話になるんだけど、IT業界って精神疾患の人が多いと思います。多分間違ってない。
IT業界は、基本的に人手不足なんです。大手の会社に入るのは難しいけど、中小は割と簡単に入れます。
ド文系の私が大学卒業して無職だったのに、前職のIT企業にエンジニア職で就職できたのは、まさにこれが理由だと思います。
でも、人手不足ってことは、基本的に社員一人あたりの業務量が多いっていうことです。そんな業務に耐えきれず、うつなどの精神疾患になって辞めちゃったり休職したりする人がたくさんいます。
で、辞めたら辞めたで次の就職先を探すことになるんだけど、IT業界を辞めた人が一番入りやすいのは、IT企業です。
前職の経験が生かせるから、というよりも、人手不足で入りやすいからだと思います。
IT企業に入る→うつになる→辞める→IT企業にはいる→うつになる…というループを繰り返す人を、私は知っています。恐らく珍しいことではないと言えるでしょう。
なんか、世の中って残酷だよね。
一度ITの仕事して精神疾患を抱えちゃうと、もう後には引けなくなる、そんな風潮がこの業界の闇だと思います。
かくいう私も、次の就職先としてある意味で一番現実的なのは、IT企業に入ることです。
でも、もう嫌なんです。また辞める未来が見えているから。
でも、働かない訳には、いかないのですよね。
私は今、障害者枠での事務職を志望しているのですが、この間応募した企業から、もう10日ほど返事が来ていません。多分、ダメなんでしょう。
障害者向け就職エージェントというのがいくつかあって、それを活用すればより就職がしやすくなるとは思っています。
ただし、恐らく私はIT企業を勧められると思います。だから、利用を躊躇しています。
多重派遣の問題や、俗に言うデスマーチの問題、みなし残業代という問題など、IT業界、特に中小はいくつもの課題を持っていると思います。
本当にこういうのに巻き込まれるのは勘弁してほしい。もう嫌だ。
そう思いながらも、いつまでも実家でニートをしている訳にはいかないし、もうITに再び行くしかないのかな、という考えがふと頭をよぎります。
ほんとうは自分が何をしたいのか。自分がしたい仕事を見出してそれが叶うといいんだけど。
私は語学が好きだし、世界のことをもっと知りたい気持ちが強い。そういったことが生かせる仕事があれば、最高です。
甘い考えかもしれないけど、いつか役に立つ時を信じて、英語の勉強だけは続けてます。
精神疾患を抱えても、広い世界に自分がいる、活躍しているという実感を味わえる、そんな夢のような仕事はないかもしれない。
夢想に過ぎないかもしれない。でも、そういう願望が実は私にはあります。
このブログでは、「自分は楽でそこそこの生活ができる仕事がしたい」ということを、これまで書いてきました。
でも、それは、上記で述べた私の、密かな願望が、現実的に叶わないだろうという諦めの気持ちから、仕方なく言っているというのが本心です。
いつか、私も輝ける時が来るのだろうか。そんなことを思いながら、今日もタバコ吸いながら英語の本読んでます。