前回までのあらすじ
筆者(ほうふつ)の体調がちょっと良くなったことをエビリファイ(擬人化)に感謝していたところ、突如謎の新メンバー(薬、擬人化)が現れる。
ただでさえ擬人化した薬とのトークという訳の分からないことが起きている中での、新たな薬の登場に、読者はついて来てくれるのか!?
ほうふつ「はい、今までほぼこのブログには登場してないけど、私、ラミクタールという薬も毎日飲んでまして、はい。
前回の記事の最後の方に出てきた薬は、そのラミクタールちゃんです。皆さん、よろしくね。」
ラミクタール(以下、ラミ)「ひどい。そんな適当な紹介で済まそうとするなんて。
前のエビリファイの時はちゃんと紹介コーナーを作ってあげてたのに。
やっぱり私のことなんてどうでもいいんだ。どうせエビリファイが一番大切なんだ。どうせ私はこの世で必要とされてないんだ。もうヤダみんな嫌い。世の中嫌い。世界嫌い。」
ほうふつ「...」
ほうふつのお薬メンバー紹介その2:ラミクタール
エビリファイを飲み始めてしばらくした頃、調子がとても悪いとまではいかないものの、なんとなく気分が低空飛行で維持されているような感じがして、医者に相談したところ、処方された薬。
筆者はそれまであらゆる種類の薬を飲んできて、もはや試してないのが実質ラミクタールだけみたいな状況だったので、「消去法でラミクタールしかないですね」と医者に言われ、出される。
この薬を飲むことにより、以前よりちょっと気分が上がった状態が継続するようになった、気がする。が、気がするという程度で、正直、効いてるのかどうか、実感が薄い薬である。
副作用は筆者の場合なかったが、人によっては発疹が出てなんか大変なことになる場合もあるらしいという、うかつに大量に飲むのはかなり危険な薬らしい。筆者はあまり良く知らない。
ほうふつ「ラミちゃん、こ、こんな感じでどうかい?」
ラミ「バカなの?私の印象、めちゃくちゃ悪くすることしか書いてないじゃない。
この紹介文、本気で考えた?ちゃんと時間かけて作った?違うよね。何?何なの?
消去法で処方されたとか、どういう神経してたらそういう紹介の仕方になるの?バカなの?」
ほうふつ「(バカって2回言われた...)いやでも、ラミちゃんは、お医者さんに『絶対飲むのをやめるな』って言われてるくらい大事な薬だからね!消去法で選ばれたとはいえ!」
ラミ「いや、発言にデリカシー無さ過ぎでしょ。ほんとにほうふつさんみたいな男の人、ムリ。絶対恋人にしたくないタイプだわ。薬だって飲まれる側を選びたいんだから、ほんとは。こんな世の中、不平等よ。」
ほうふつ「(こいつすぐ僕と世の中のせいにするな...)ごめんごめん。」
ラミ「しかも、何?私が効いてる実感が薄いって?どういうことなの?」
ほうふつ「いや、なんか正直エビリファイと違って劇的に効果がある感じがしなくて...」
ラミ「ふーーーーーーーん。そういうことね。
つまり、女の子も、見た目と、ちょっと話してみた印象とかだけですぐ判断するタイプでしょ?そういう男の人、一番最低だから。一番他人も自分も幸せにできない人間の種類だから。」
ラミ「しかも、副作用の発疹って、あなた全く出なかったのに、私の紹介で書く意味ある?悪印象しか与えないよね?悪意あるよね??ねえ??どういうこと?????」
ラミ「結局、私のことが嫌いなんでしょ?そうなんだ。絶対そうだ。他の薬ばっかりひいきして。もう私のことなんてめんどくさいとしか思ってないんでしょ?」
ほうふつ「...ずいんだよ。」
ラミ「え?何?聞こえないんだけど。」
ほうふつ「味がまずいんだよ!、君は!」
ほうふつ「いや、実感こそあまりないけれど、ラミちゃんのことは信頼してるし、大事な薬だと思ってるよ。ただ、いかんせん君は味がまずいんだ!
飲んで水に溶けた時の、あの、謎のまずさ、あれどうにかならなかったのかといつも思ってるのさ!正直!
しかも、薬の宣伝見た限りでは、わざとつけてるっぽいんだよね、味を。
多分飲みやすくするためにあえてしてるみたいなんだけど、製薬会社の開発の人、どういう味覚してんの?バカ舌なの?だから飲みたくなくなるんだ!」
ラミ「え?」
ほうふつ「(ま、まずい、つい本音が...)」
ラミ「...長い間お世話になりました。家出します。」
ほうふつ「ちょ、それは困る!君必要だから!君がいないと僕また感情が低空飛行状態に戻っちゃうから!」
ラミ「そんなに私が嫌いなら、こっちから願い下げよ!あんたの健康の都合なんて知ったこっちゃないわ!さよなら!バタン!(玄関を乱暴に閉める音)」
ほうふつ「ごめん!僕が悪かった!帰ってきておくれ!僕には君が必要なんだ!
僕には、
飲むときに、腐ったラムネ菓子みたいな味がする君のことが、必要なんだ!」
エビリファイ「ほうふつさん、あんたほんとに人でなしだね。」
...はい。今回はこれで終わりです。
ラミクタールという薬について紹介しましたが、皆さん、分かって頂けたかな?
また、著者の人格のゴミっぷりも再確認できた、実りある回でしたね。
以上、
アクセス数を完全に無視したトーク展開でした。
次回またお会いしましょう。それまでにこのブログの読者数が0になっていなければ、ね。
あ、ちなみに、この「擬人化した薬とトークする」というシリーズなんだけど。
やろうと思えばいくらでもできるからね。今まで飲んできた薬全部やったら、いくらでも引き延ばせるから。10種類は余裕で超すから。