双極バラエティ

こんにちは。双極性障害Ⅱ型の33歳男が日常をくだらないテイストで綴っていくブログです。

双極性障害オープンでITエンジニアやるのしんどくない?(その1)

こんにちは。双極バラエティ・ニュースの時間です。

 

 

先週より、当ニュースが「某北の国の軍事的挑発行為についての報道をやたらとチラつかせては、国民の不安感情をあおっている」という苦情の電話がテレビ局に相次ぎ、対応に追われるクレーム担当の派遣社員たちが次々と精神を病んでバックレを起こしている模様です。

 

これに際し、当テレビ局の某エラい人は、「北の国関連の報道を減らしたら、いざミサイルが飛んできたときに『危機意識が足りなかった』と今の100倍叩かれるので仕方ない。つぶれた派遣については、社内マニュアルに書いてある通り適宜補充をしていくので問題ない。」などとツイッターでうかつなコメントをし、現在リプライ欄が焼け野原になっている状況です。

 

また、ミサイルが我が国に向けて発射された場合の避難行動について、核兵器開発に詳しい専門家のほうふつ氏(無職)は、「核ミサイルが我が国に発射された場合、うちの家族では近所の牛乳配達屋さんの冷蔵倉庫に避難するということで話が一致している。牛乳屋さんの冷蔵庫は大人数人が入れるほど広くて壁がやたら分厚く、核シェルターとしての役割を十分に期待できる。また、貯蔵されている牛乳のおかげで数週間は食糧に欠くことはなく、骨太の効果も期待できる。」と発言しました。

 

その後、「なぜこんなアホにコメントを仰いだのか」という我が社に対する苦情の電話が鳴りやまず、現在クレーム担当の方たちは左手で受話器を取り対応を行いながら、右手で退職届を書きなぐっています。

 

 

以上、お茶番ニュースでした。

 

(※上記はフィクションです。実在する人物、団体等とは一切関係ありません。ただし、本当にうちの家族会議で避難先が牛乳屋に決定したことは除く。)

 

 

 

さて、本題に入るまでの妄想が無駄に長いために「記事のタイトルは釣りなの?」と思われた方も多いかもしれません。すみません、私は行き当たりばったりで書いているため文章構成をコントロールできていないのです。今からちゃんと始めますので、恐縮ですがその右手のにぎり拳を下ろしてください。

 

 

 

今回は、「双極性障害をオープンにして、ITエンジニアとしてサラリーマンするのって大変なんじゃないか?」という疑問がわいたので、それについて自分の意見をつらつら書いていこうと思います。私は前職で一応ITエンジニアの仕事をしていまして、その経験から「なんとなくこうじゃねえかと思う」程度の話をしていくことになります。ITエンジニアと言っても色々種類がありますが、今回はプログラマーとかネットワークエンジニア、サーバエンジニアとか比較的分かりやすいやつを想像して頂いたらいいのではないかと思います。

 

 

 

・「双極性障害オープンでITエンジニアやるのしんどくない?」と思う理由1:ITエンジニアは「常駐」の場合が多い

 

IT関係の仕事をしている方ならご存知のことと思いますが、ITエンジニアにおけるよくある労働形態の一つとして「客先常駐」(以下、常駐)というのがあります。これは、誤解を恐れずにひとことで言うと、派遣のことです。

ただし派遣にも色々ありまして、

・派遣元で正社員として雇用されており別の会社に派遣されるタイプ

・派遣元でも正社員じゃない(登録している)タイプ

が主にあると言えますが、ITエンジニアの「常駐」はたいてい前者の「派遣元で正社員、派遣先では派遣社員」のパターンです。

 

ITエンジニアになると、この常駐という形態で働く場合が結構あります。なぜこれが問題と思うかというと、双極性障害をオープンにして障害者枠で採用されたとして常駐勤務が決まったら、障害についての配慮を受けることは望めないのではないかと考えたからです。

 

私は障害を配慮してもらいながら働けるのが障害者枠で働くことの最大のメリットだと考えています。ここでの「配慮」というのは双極性障害の方本人によってとらえ方が異なると思います。しかしそれが何であれ、常駐という形態で働くとなると、別の会社のオフィスに出勤してそこで仕事をすることになる訳ですから、どうしても十分な配慮は期待できないのではないでしょうか。

 

また、ITエンジニアの常駐というのは、要するにお客さん先で働くということです。自分の会社の仕事場でなら調子が悪くなっても「ちょっとうつなんです...病院行ってきていいですか」などと同僚に相談することが可能だと思うのですが、客先でお客さんにそれを言うのって、立場的にめちゃめちゃハードル高くないですか。

 

私も前職で常駐エンジニアだったのですが、その経験から言うと、常駐してるエンジニアって派遣元の「商品」扱いであることも多いのです。常駐エンジニアは自分でそのことが分かっているので、「自分が双極性障害を理由に客先での仕事を休んだりしたら、客先からの自社の評価が下がってしまう」と考えると思うのです。

 

私は「常駐という労働形態が悪い」と言っている訳ではありません。常駐で働くのもメリットはあると言えます。例えば、基本的に自分が属している会社より規模がデカい会社のオフィスで働くことができる、エンジニアとしての実力が足りてなくても客先に入ったら何とか仕事していかないといけないのでその場をなんとかしのぐスキルは上がる、などです。(私としては全く魅力を感じないメリットですが。)

 

ただし、双極性障害で、しかもオープンで働くなら、常駐エンジニアとして働くのはしんどいんじゃないかな、と思います。(まさにこのパターンで働いている方がいてこの記事を読んで不快な気持ちになってしまったとしたら、すみません。)

 

 

私が知識が足りておらず分からないことは、「障害者雇用を行う企業の側でも『精神障害の方に常駐はしんどい』ということはある程度認知されていて、基本的に精神障害者を常駐させるケースは実際には少ないのかどうか」、です。私は次の就職ではITエンジニアになることを考えていないのであまり自分には関係ないのですが、ちょっと気になりますね。私が知らないだけで、精神障害者をオープンにすると常駐が回避できる取り決めなど存在しているのでしょうか。

 

もしそうだとすると、今回の記事は割と杞憂の内容ということになりますね。ただ、私がハローワークで見た求人には、「社内SE」「自社開発」という記載がある募集もありましたが、中には実際の勤務地がどこなのかがあいまいに書かれている求人もありましたので、ちょっと怖いと思いました。

 

 

本日は以上になります。

双極性障害オープンでITエンジニアやるのしんどくない?」と思う理由2についてはまた書けたら書きます。(明日じゃないかもです。)

 

ではごきげんようです!

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