前回の記事で、僕が通っている通訳翻訳学校のクラスメートのおば様たちとフレンチを食べに行くと言いました。
soukyokuvariety.hatenablog.com
今回は、実際におば様たちと食事、会話をした上で印象に残ったことでも書こうと思います。
本来ならおよそ3時間半にわたった会話内容を全て録音し、このサイトにその音源を丸々貼り付けてブログ終了としたいところでしたが、完全に犯罪行為なのでぎりぎり踏みとどまりました。えらいでしょ?褒めよ。
というわけで、まず、端的に食事会の感想を発表しますね。
あのね。
めちゃめちゃ疲れた
いや、分かってたんですよ。
自分の20歳ほど年上の方たちとごはんを食べる、という行為が僕にとって多少の疲労を催すイベントであることは、分かってたんです。ちゃんとお行儀良くしなきゃと思って緊張する、という意味でね。
でも、今回のは、想像を超えてました。
なんて説明すればいいんだろうな。その時の空気を。
僕、自分が話してない時はずっとうなずきながらおば様たちの話を聴いていたんですね。
ここがポイントです。「ずっとうなずきながら」。
本当に言葉通り、「ずっと」うなずき続けました。
すなわち。
おば様たちが、うなずくのをこちらがやめたら「ちょっとまじめに話聞いてるの?」って怒りそうなタイプの人たちだった
なんだろう、こちらがぼーっとするヒマを許さないタイプというか?
なんとなく、そういうタイプの人らだな、て分かったんですよ。食事会が始まってから10分くらいで。
いや、おば様たちの悪口を言っているつもりはないんです。
ただ、なんていうか、やたら人生のアドバイスをしてくる訳ですよ。
読者の皆様も、なんとなく分かりますよね、この空気。
ありがたがらないといけないじゃないですか。
疲れるんです、人生のアドバイスは、聴くの疲れるんですよ!
正直にいうと、その方たちとまともにお話したのは今回の食事会が初めてな訳ですよ。
僕のことをほぼ知らないと言っても過言じゃないですよね。
それなのに、ちょっとこちらの自己紹介トークを聞いただけで、「ほうふつ君はひきこもってないで外で仕事しないともったいないよ」「翻訳者として成り立つまでコンビニとかでバイトしなよ」とかアドバイスしてくるわけよ。ツラいものがあるよ。
でも、ね。
僕、こういう人たちに、
「全力でひれ伏すタイプ」
なんですよね。
超ひれ伏しますよ。超謙虚にふるまっちゃう。「お前はこうべをたれる稲穂かよ!www」っていう意味わかんないツッコミがきてもなんら不思議ではないレベルでひれ伏します。
だって、嫌われるの怖いもの!
週一でしか会わないとは言え、クラスメートをなるべく敵に回したくないんです。そういうの僕的にはトラウマ要因でしかないわけですよ。
今回はそりゃあもうひれ伏しましたよ。
特に、一年前に会社を辞めて以来、「上司との飲み」という名の典型的な対年上カンバセーションの場から遠ざかっており、そのブランクによりもはやどうやってだいぶ歳が上の人と話せばいいか全然分からなくなっているんです。
働いていたころは今よりかは対応ができていたと思います。
……そもそも、本来は相手に嫌われないようにするための手法が「ただただうなずく」だけ、というのは多分ダメなんですよ。「こいつただうなずくだけの適当なイエスマンだな、いけ好かん」っていうふうに思われちゃう可能性も多々あるからね。
でも、もう僕の手札には「ただうなずく」しかないんです。それ以外の手は高等テクニック過ぎて手に負えないんです。ツラい……
ただ僕、今回思いました。
「人にアドバイスするなら、その人のことをよく知らないといけない」
当たり前のことかもしれないですが、ちょっとしか話したことないのに生き方を指図されるというのは、あまり気持ちいいことではありませんでした。
もちろん、今回の僕の対応は至らないところもあり、そして実はこの文章で「脚色」したほどそのおば様たちも悪い人ではないです笑
まあでも、自分がされて嫌なことは、他人にもしないようにしないとな~と思います。僕も歳を重ねたらアドバイスしたくなるかもしれないしな。
ちなみに。
前回で「この格好でフレンチ行ったら確実に『フランス国旗やんけwww』っていういじりされる」ということに触れましたが、
(下記画像の格好です)
このことについては
完全に自意識過剰でした。
いじられるどころか、何も触れられませんでした。
みんな、ナンセンスとはなんたるかの理解が低いな
いや、何でもないです!終わり!