双極バラエティ

こんにちは。双極性障害Ⅱ型の33歳男が日常をくだらないテイストで綴っていくブログです。

センター試験と猫の缶詰

どうもほうふつです。

 

 

昨日書いた記事で大学のことについてあれこれ考えていたときに、高3の大学受験の時期のことを思い出したんだよね。

 

 

と言っても、僕は高3、つまり現役で大学受験をしていません。

 

 

うつ真っ盛りで、とても勉強できる状況ではなかったので、どうせ受けても意味ないだろうという判断で、受験を諦めました。

 

 

うちはお金に余裕が無くて、国公立大学にしか行かせられないと親に言われていたので、センター試験を受けられなかった時点でとりあえず浪人が確定しました。私立で良かったらセンター受けなくても基本的に良いからまだ希望はあったかもしれないんだけどさ。

 

 

 

 

で、センター試験の当日、僕はなんとなく調子が良かった。

 

 

うつで勉強ができなかったとは言え、調子が良いのであればとりあえず受験だけしに行けば良いのでは?という考えはあったんだけどさ、

 

まあ、どうせ勉強してなくて意味ないし、不登校で全然好きじゃないクラスメートに会わないといけないのが嫌だったので、行けなかった。そういう思いがあった。

 

 

 

それで僕は、ちょっと家から離れたディスカウントストアで飼い猫のエサの缶詰を買うために、自転車に乗った。

 

 

 

 

 

 

そのお店に行く途中で自転車に乗りながら思っていたことを、なんか昨日急に思い出したんだよね。

 

 

何してるんだろう、俺、って。

 

 

何故、皆がセンター受けてるのに、俺は猫のエサを買う元気がある状態で受験してなくて、今チャリを漕いでいるのだろう、って思ってたよね~。

 

 

 

 

その時は双極性障害になってから2年目で、全く自分の境遇を受け入れることができていなかった。

 

 

 

多分、10年目の今の神経があれば、余裕で猫のエサ買いに行くんだけどさ。人は人!俺は俺!と思ってるから。

 

 

 

 

 

 

当時、うちの猫はまだ1歳で、うちの家族はまだ猫のエサが猫にとってどれだけ重要かをあまり知らなかった。

 

 

 

安い缶詰を10個くらい買って帰った。

 

 

 

で、確か5歳くらいの時に、尿路結石でおしっこが出ない状態になった。

 

 

 

元々腎臓が弱いのか、それとも与えていたエサがボロだったのか知らんけど、何度もトイレに行っても尿が出ず、トイレから離れて、またすぐトイレに行って、尿が出ず、みたいなことを繰り返していたらしい。

 

らしい、というのはその時僕がもう実家にいなくて、そのことは親から電話で聞いたからである。

 

 

 

 

僕は、すぐに病院に連れていくように親に言った。

 

 

うちの親は夫婦で飲食店をやっていて、一人だと店をまわせないから現実的にはどちらかが店を離れて病院に猫を連れていくことは難しかったんだけど、

僕はそういう問題を超越した緊急事態だと思ったので、親には半ば勝手にうちの店の近くの動物病院に電話をして、緊急外来を受け付けてもらえるように頼んだ。

 

 

 

で、結局父親か母親か忘れたけど、どちらかに病院に猫を連れて行ってもらい、そこで尿道に管を通して結石を除いてもらった。血が出て痛そうだったらしい。

 

 

 

今では、㎏で言うと米より高いくらいの高級なエサを食べている。尿路結石を防ぐ用の病院食です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや、特に今回これらの事実以外に伝えたいことはないんだけどさ。

 

 

 

センター試験受けられなくて、その数年後に猫が尿管詰まって。

 

ただ、それだけです。

 

 

 

 

ただ、それだけなんだけど、なんか昨日、そのことを思い出して、水タバコ吸いながらそのことを一時間くらい何もせずにぼーっと考えながら、あ~~~~~ってなってた。

 

 

 

 

今、うちの猫は10歳で、特に病気もしておらずまあ普通に元気なんだけど、

 

平均寿命で言うと、もうそこまで、こちらが求めているほど長くは生きないだろう、って思ってます。

 

 

 

僕は生まれてから身内が死んだことがないので、今度祖母が死ぬ時にどういう気持ちになるのか、不謹慎だけど非常に興味があるのであるが、

 

猫が死んだら泣くと思います。

 

 

終わり。