ツイッターにて、「双極の人は、実はむしろ能力高いんです!」みたいな内容のツイートを見たのですが、
むむむ……となりました。
いや、なんかふつうに、双極の人って、能力高いの?え?
って、思った。
病気になったことで優秀になるということなのか、もしくは双極になるような人は優秀だということなのか分かりませんが、
う〜ん……
まぁ、統計取ってみないと分からないだろうしな……
しかも、どの能力が秀でているのか、とか、種目別に、ちゃんと調べないと分かんないよね。
なんか、推測なんですが、これは「偉人説」から来ているのかな?と思いました。
どういうことかというと、
双極性障害だったと言われている偉人、って、結構いるんですよ。手塚治虫とか、坂本龍馬とかさ。
ただ、そういう人たちの存在は、仮に彼らが本当に双極だったとしても、イコール双極の人が有能っていう話にはならないと思うんですよね。
双極じゃなくて有能な人も当然いっぱいいますしね。
双極の偉人がいるから、双極は有能、っていう説は、結構際どいというか、まぁ、間違っているとは言えませんが正しいとも言えないと思います。
もしくは、今回そのツイートをした人のまわりの双極の人が有能だからそう思ったのかな?
それは、たまたまという可能性もあるし、その人の価値観では有能なだけかもしれないし、本当に優秀な可能性もなくはないですし、分からないわけですよね、実際は。
まぁ、双極の人が優秀説、は、可能性としては完全に否定できるものではないとは思いますよ。
ただ、全然特に有能じゃない可能性も、結構あると僕は思います。
分からない……それが僕の答えです。
ただ、なんでわざわざこの話を今回取り上げたのか、っていう話なんですが。
なんだかんだ言って、僕は、本来ならツイッターで「双極の人はむしろ有能なんです!」って言ってる人がいても別に何も思わないんですよね。
そう思ってるんだなー、ってなるだけで。
しかし、今回それをツイートした人は、「双極性障害(精神疾患)のコミュニティ」の活動家なんですよね。
結構、発言に影響力あると思うんです。
正直、双極性障害の患者が有能、っていう説が広まると、有能じゃない(と自分で思ってる)双極の人たちって肩身せまくなると、思うのですよ。
これって、発達障害の人は実は優秀なんです!っていうのが広まるとまずいのと同じかんじかなと。
そうじゃないと思ってる当事者は、辛くないですか?ここなんです、僕が一番言いたいのは。
あと僕がまずいと思ったのは、今回のツイートで「実は双極性障害の人はむしろ優秀なん『です』!」って、言い切りをしていたところです。
「有能な『傾向がある』」なら、まだ分かるんですが、言い切りは……これは、ちょっと。
う〜ん……ってなっちゃった。
誤解がないように言っておきますが、
双極性障害の人は優秀、という説を完全に否定している訳ではないんです。
たとえば、このブログの読者さんがその説を肯定するのに反対する、とかいう気はないです。
しかし、双極の自助会コミュニティの運営をとおし、発言力を増していっている人が言うのはちょっとな……という。
なんだろうな……う〜ん……
まぁ、くどくど言うと愚痴みたいになってしまうので、ここまでにしときます。
なんか、最近冷えたり暖かかったりを繰り返してめんどくさい気候になっていますが、皆様ご自愛ください。
僕はめちゃくちゃご自愛してます。やんわり生活してます。
それでは!