双極バラエティ

こんにちは。双極性障害Ⅱ型の33歳男が日常をくだらないテイストで綴っていくブログです。

ミスイラクとミスイスラエルの自撮り写真

今日、BBCのネット記事を見てたらこんなのがありました。

 

www.bbc.com

 

左がミスイスラエル、右がミスイラクの人です。

 

記事の内容としては、ミスイラクがミスイスラエルとの自撮り写真をソーシャルメディアに上げたところ、さまざまな反響を呼んだ、というものです。

 

 

私はこれまで、「ミスユニバース」というものはくだらない、と思っていました。

 

その審査基準には美貌だけではなく、教養や能力、人となりがあるのは知っているのですが、「美貌」が入ってる時点で、なんてくだらないんだこのコンテストは、と考えていましたし、その点においては今でもそんなに考えは変わらないです。

 

 

でも、こうやって、どんな形であれ国を代表することになった人たちが、その「役」を担った上で自分たちの意志で「イラク人とイスラエル人だって仲良くいっしょに写真とれるよ!」ということを主張できたことに、私はミスユニバースの意義を見出したのです。

 

 

国同士がケンカしてても、その国の人たちが仲良くなれない訳ではないです。

 

そんなの当たり前だ、と思う方もたくさんいらっしゃると思うのですが、そう思わない人もいます。

 

国としては、イラクイスラエルとめちゃくちゃ仲悪いです。イラクはミサイルをイスラエルに飛ばしたこともあります。(パトリオットで撃ち落とされましたが)

 

でも、その国の人たちにとってはそんなの関係なくて、一緒に写真撮りたいと思ったら撮れる、そういうものなんだとこの写真は、そして彼女たちは主張、証明していると私は思います。国を代表しながら、それぞれの自国の意向に反することをやってまで、彼女たちはそれを言いたかったのだと思います。

 

 

私はイランに住んでいたけど、ほとんどのイランの人たちは「アメリカが国としてはどうかとしても、アメリカ人のことを嫌いな訳ではない」ということを言っていました。

 

 

そういうものだと私は思います。

 

 

 

今回は、以上だ!