今回はゆとりで会社辞めるのって何か悪いの?という話です。
まず、ゆとりとは何か?が曖昧なまま進めるのはアレなので、ここでは「残業はしたくない」「実質強制参加の社内飲み会がうざい」「そもそも仕事はお金のためでやりがいはそんなに求めてない」という条件を満たす人をゆとりと呼ぶことにしましょう。
ゆとり教育のゆとりとはまた違います。混同されることが多いですけどね。
私は前職で初めてサラリーマンをして、ああ、自分はゆとり(上記の定義)なんだな、と気付きました。就職するまでは、大学で学んだことを仕事でいかしたい、やりがいがある仕事がしたいなどと考えていたのですが、いざ働いてみると、休日や仕事終わりの自由な時間が生活における楽しみのメインと感じるようになりました。
残業や、会社の飲み会でその楽しみに使う時間が削られるのがまぁ苦痛でした。
会社の飲み会は社員同士のコミュニケーションを促進する目的というお題目だったので参加費は会社が負担していたのですが、私は金を逆に払ってでも参加したくなかったですね。
こういうのがゆとりと揶揄されがちなんですが、社員としての契約に飲み会参加必須って盛り込まれてないじゃないですか。参加を断る自由はあってしかるべきだと思います。
ここからが今回最も言いたいことなんですが。
私は、ゆとりの人が、自身が「ゆとりである」ために会社を辞めたいという気持ちって肯定されて良いんじゃないかと思うんです。
会社辞める理由って、もっと違う業界でチャレンジしたいからとか、体調不良とか、そういうこと言わないとバッシング受けがちじゃないですか。私は、「飲み会がウザいから」とかの理由で堂々と辞めていいと思うのです。
なんでこういう話をしているかと言うと、私が前職で辞めた表向きの理由は「うつ病になり、治る見込みがないから」というものなんですが、なんで言い訳しなきゃいけないの?と思ったからです。
実際の理由は、双極性障害です。
しかし、双極性障害とかじゃなくても、うつ病と言い訳しなくても、会社って辞めていいと思うんですよ。
その会社で働くことにそれだけの魅力がない、そしてデメリットが大きい、ということは、充分に退職の理由になると思います。
それが逃げだと思う人もいるでしょう。でも、人生って逃げて良くないですか?心身とも病んでしまうくらいなら逃げる、という選択は正解以外の何物でもないと思うのですが。
私の卒業した高校では、辛いことに立ち向かって、限界を超えて物事を成し遂げることが尊ばれていたのですが、三十六計逃げるに如かずを教えないところが校風の偏向を表してるなーと今では思いますね。余談ですが。
とにかく、双極性障害で仕事を辞めるかどうか悩んでいる方に、そもそも別に病気という名分なんてなくても「なんか、会社がウザいから」で辞めていいと私は思うっつーことを言いたかったので本記事を書きました。
そういう考えの奴もいる、ということを知って頂ければと思いますね。
まぁ、かくいう私も前職を辞めるときは色々葛藤とか自己嫌悪に苛まれたんですけどね。
家庭がある方はそんな簡単な問題じゃねーよ!と思われるでしょうが、上記のような考え方もある、というふうに頭のすみに置いて頂いてもいいかもしれませんね。
では、就寝前の暇つぶし記事でした。バイバイ!